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 23日に欧州連合(EU)への残留か離脱かを問う国民投票が行われる英国で、射殺された英労働党の女性下院議員ジョー・コックスさん(41)の夫のブレンダンさんが21日放映の英BBCのインタビューに応じ、「彼女は強い政治的見解ゆえに殺された」と語り、国民投票をめぐり過熱する議論に、コックスさんが懸念を示していたと明らかにした。

 コックスさんは、EUへの残留を支持し、活発に運動していた。22日には、42歳の誕生日を迎えるはずだった。ブレンダンさんは「彼女は潜在的に恐怖や憎しみをかき立てる議論の傾向を心配していた」と明かし、コックスさんの遺志を受け継いで戦い続けていくと語った。また、「彼女が完璧だったわけではないが、ただ、世界をよりよい場所にしたいと望んでいた」と声をつまらせた。(ロンドン=山尾有紀恵)