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【北朝鮮拉致】北工作員の関連事件が頻発した秋田県北部の海岸線を調査会が現場検証した 「ここならどこからでも入れる…」

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【北朝鮮拉致】
北工作員の関連事件が頻発した秋田県北部の海岸線を調査会が現場検証した 「ここならどこからでも入れる…」

船に乗り、海上から男鹿半島の海岸を調べる特定失踪者問題調査会のメンバーら=6月10日、秋田県男鹿市 船に乗り、海上から男鹿半島の海岸を調べる特定失踪者問題調査会のメンバーら=6月10日、秋田県男鹿市

 北朝鮮工作員にとっての秋田の役割に関しては、荒木代表は「ここは上陸して、どこかに行くための中継点だったのだろう。ここに大きな(工作員の)拠点はなかったのだろうということを感じている」と指摘した。

 秋田県では、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない特定失踪者5人が謎の失踪を遂げている。その中には能代事件の近くで、遺留品の車が見つかった松橋恵美子さん(51)=失踪当時(26)=も含まれている。調査会は車の見つかった現場付近が北朝鮮工作員の出入り場所として使われ、失踪に北朝鮮がかかわっている可能性もあるとみている。

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