今日は名古屋に出張で朝5時に起きて満員電車に乗った。たまたま座れたので周りを見るとうつらうつらと眠っている人たちが多い。普段だとスマホを一心不乱に覗き込む大勢の人に不気味さを感じるのだが、始発電車は眠気に包まれとても車内がのんびりしている。
左隣で眠る女子高生の参考書が開いているのを見るとひらがなで「おろかなり」と書いてあり思わずドキッとする。右隣に座る白髪のサラリーマンの左手首には水晶らしき透明な玉のブレスレットがしてありこれつけている人、最近見かけなくなったなあと思う。
僕は通勤時間が2時間半かかるので行きは読者登録のブログを読んでブクマしてコメントを書いて、帰りは面白いタイトルが浮かべば短い記事を書いてアップする。新幹線のチケットを見ると「のぞみ7号7号車7番」とスリーセブンになっていた。縁起が良さそう。
7時7分にエントリーしたらいいことあるかな、と子供じみたことを考えている。
タイトルの大人になってよかったことは、フルーチェを1人だけで全部食べるという贅沢ができるようになったことと「おろかなり」の関連性をぼんやり考えられることである。 『おじさんが、フルーチェ喜ぶ、おろかなり』
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