2016年6月22日02時12分
大阪市東住吉区で2月、車の助手席に乗っていた女児(当時3)がエアバッグで胸を圧迫されて死亡したとみられる事故で、運転していた母親(30)=堺市中区=の尿から覚醒剤成分が検出されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。尿検査は事故の2日後で、事故との関連はわかっていないという。大阪府警は5月に覚醒剤取締法違反(使用)容疑で逮捕し、大阪地検が同罪で起訴した。
捜査関係者によると、事故から2日後に母親に事情を聴いた際、体がふらついて不自然だとして任意で尿を検査。覚醒剤反応があり、東住吉署は5月9日に母親を逮捕した。母親は「友人にもらった薬に入っていたのではないか」と否認したが、起訴後に保釈が認められたという。
母親は2月17日夕に軽乗用車を運転中、東住吉区の市道で電柱に衝突し、助手席の次女が死亡した。東住吉署は今月16日、前をよく見ずに運転したとして、母親を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の疑いで書類送検していた。
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朝日新聞社会部
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