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大洋化学が全自動麻雀卓における特許2件を取得

大洋化学が全自動麻雀卓における特許2件を取得
ニュース
2016年04月18日 22:10
麻雀で生きる人たち

 全自動麻雀卓アモスシリーズを開発している大洋グループの大洋化学株式会社(本社:和歌山県御坊市)は、全自動麻雀卓における、円筒回転体による牌の吸上げ機構に関する特許(PAT4367956号)、配牌数と2段積み数を、それぞれ形成・供給する機構に関する特許(PAT3996025号)の2件を取得したことを発表した。

 これらの特許は株式会社グッドネスk&k(旧:株式会社ディエイアイ、旧:電元オートメーション株式会社)より譲渡された。

 特許第3996025号(通称:七山残し)に関しては、牌山が上がってくる際に、自動的に王牌14枚(7トン)が設定されるようになる。また、ドラ表示牌がめくられ、リンシャン牌が落とされた状態となっている。

 特許第4367956号(通称:吸い込み機能)に関しては、近年、特許侵害の海外製品が市場に出回っており、その対応として今回の特許取得に踏み切った。

 大洋化学の担当者は、「七山残しが可能になったことで、マナー面でのお客様同士のトラブルを防ぐことができる。今後のアモスシリーズに追加される予定だ。吸い込み機能については、安価な海外製品に搭載されているが、部品供給が確立しておらず、販売店でも修理不可となっている。また、国内の特許を侵害している可能性もあり、知的財産侵害の観点、麻雀業界の将来発展を危惧して、今回の特許取得に踏み切った。」と説明した。

 

特許内容説明

<特許第3996025号(通称:七山残し)>

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1カ所は7トン、3カ所から残りがセットされる

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1カ所は7トン、2カ所から残りがセットされるパターンも可能

特許内容
・配牌数と2段積み数を、それぞれ形成・供給する機構。
・牌反転機構を備え懸賞牌を形成する機構。

 

<特許第4367956号(通称:吸い込み機能>

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特許内容
磁石を埋没した円筒回転体を回転させ、牌を下部から真上に吸い上げる方式

 

特許詳細(特許庁PDF)

<特許第3996025号(通称:七山残し)>(PDF)

<特許第4367956号(通称:吸い込み機能>(PDF)

 

特許登録済通知書

aMX-2610FN_20160415_171704

 

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麻雀ウォッチ編集部
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