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標的型攻撃に気付かない企業、漏洩規模を把握してない企業
セキュリティ関連で気になる記事を立て続けに読みました。深刻さを感じさせられたというのでしょうか。「『企業自ら攻撃に気づいたのは12%だけ』、SecureWorksが標的型攻撃の痕跡を見つけるサービス」と「GMOメイクショップが情報漏洩事故を再調査、2年前の調査を大幅に上回る規模と判明」です。
前者は米Secureworksが手がけた案件での数値ですが、「攻撃に気づいたのが自社の従業員だったケースは、12%しかなかった」(上記記事)といいます。88%の企業は自社への標的型攻撃に自分たちでは気付かなかったわけです。
後者は、情報漏洩を経験した企業で、実は漏洩規模が自社で公表した内容を上回っていたことが判明した、というものです。情報漏洩の内容を正確に把握していないことがある、という事実には考えさせられます。
今日は、一時は孫正義社長の有力な後継者候補と見られていた、ソフトバンクグループのニケシュ・アローラ副社長退任のニュースも飛び込んできました。記録しておきます。
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