滋賀と京都を結ぶ道あれこれ
今日は朝から大原に出掛けてました。きょうと~おおはらさんぜんいん~♪です。三千院なので「三千人」と歌わないように。
会社を出るときは雨が降ってなかったのに、大原はしっとりと雨。カラカラに晴れた日より大原は雨が似合います(勝手な決め付け)下の方に見えているのはしその葉っぱ。大原にはお漬物屋さんがいっぱいあるんですが、そのうちのどこかのしば漬けの材料になるんでしょうね。
「滋賀県は京都のおまけ」などとめちゃくちゃな言われ方をすることもありますが、昔は近江と呼ばれ交通の要所であったことから「近江を制するものは天下を制する」などともいわれました。
そして、その近江から京都へ入る道もまた重要だったわけです。京の都と近江をつなぐ道は大きく4つ。北側から「途中越え」「山中越え」「小関越え」「大関越え」です。
どの道も自転車で越えたことがありますが、山中越え>途中越え>小関越え>大関越えの順番ですかね。山中越えは道は細いし車は多いし攻めてる車とかいるしもう・・・二度と使わないかな。
超えて楽しかったのは小関越え。ちょうど峠の一番のぼったあたりに小さなほこらが立っていて、清水が湧き出てるんです。情緒たっぷりで一番好き。
大関越えというのは別名「逢坂の関」。百人一首、蝉丸の歌で有名。
これやこの 行くも帰るも わかれては 知るも知らぬも あふ坂の関
滋賀県で一番百人一首の中で有名かと。かるたで取るのは至難の業ですw
そう、今日行った大原に行くのは途中越えになります。ひたすらゆるりと坂を登っていくのでダイエットには一番効果がありそうです。が!大原の道の駅のソフトクリームが美味しいのでプラスマイナスゼロってかんじですかね。
野菜が売ってたり、名産も色々置いてるので休憩がてら立ち寄ると楽しいです。墓参りで京都に毎年行くんですが、帰りは渋滞を避けて大原から途中越えで帰ります。山中越えでもいいんですが運転疲れるんですよねー。こっち来はったら一度ぜひ。