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ポジ熊の人生記

好きなことを、見てもらえる情報にして発信する、そんなブログを目指しています。

フィジカルエリートの条件とは?運動強度や食生活など

健康 健康-トレーニング

フィジカルエリート

「フィジカルエリート」って聞きなれない言葉を耳にして、調べたところからこの記事を書くに至る。ここでは管理人がフィジカルエリートについて自分なりの定義を示し、さらにそこを目指すための運動や食生活について記載したい。

フィジカルエリートって何? 

《〈和〉physical+elite》フィットネスやジョギングなどでからだを鍛え、運動が得意で、健康的なからだや雰囲気を誇れる人。また、心身ともに鍛え上げたビジネスマン。

フィジカルエリート(フィジカルエリート)とは - コトバンク

なお、goo辞書においても同様の記載がされていることから、「フィジカルエリート」を定義するとすればこれで良いのだろう。簡単に言えば運動で体を鍛えたお勤め人のことだね。 

管理人がこれにあてはまるかどうかというと、100%YESとはいえない。というのも、運動をして健康的な体や雰囲気(自称)を誇ってはいるものの、「運動が得意か」といわれると、そうとも言えない。

体力の有無は一くくりにできても、こと運動神経というと話は別のような気がする。ジョギングで毎日10km走れる人でも、球技全般がてんで駄目、という場合もある。逆に道具を使用した運動競技では小器用にこなす人でも、持久力が無い場合もあるわけで。

ってなわけで「運動が得意か否か」は別として、管理人は「体力のあるお勤め人である」という自称的肩書を持って、以後の記載を進めさせていただきたく思う。

 

僕の中のフィジカルエリート

  1. ジョギング10km程度の運動を習慣化している(2日に1回)
  2. 体幹部の筋力トレーニング(体幹部)を習慣化している(2日に1回)
  3. 間食をせず、栄養補給において体力維持向上に留意している

以上3つを挙げさせていただいた。これは管理人が実践している生活であり、僕の中のフィジカルエリートの基準である。これより低強度またはそのような生活にそぐわぬからといって一概に「フィジカルエリートではない」とは言い切れぬが、とりあえずこの水準以上の運動や生活を実践している人は、体力的にひとかどの人物であるとみなすだろう。

「サラリーマン」というのはそもそもの定義で付帯しているに過ぎず、たとえ個人事業主や雇われではない立場であっても、運動を習慣化させている頑健な人は「フィジカルエリート」なのだと思う。だが、あえていうならば、社会で人との摩擦に晒されながらも強い意志を持って運動を継続しているという意味では、困難度を鑑みてもサラリーマンという立場がエリート部分を強調しているような気がする。時間的制約があることも、フィジカルエリートであるためのハードルを大いに上げているだろうし。

1 ジョギングなど

「ジョギング」を具体的に述べているが、さしたる投資も必要なく、気持ち一つで始められる手頃な運動であるから、これが挙がるに過ぎない。もちろん、サイクリングでもウォーキングでもスイミングでも構わない。

ポイントは「有酸素運動」である。人間の身体(筋肉)を動かすためにまず鍛えるべきは動力源であり、すなわち心臓(ポンプ)である。逞しい上腕や豊かな胸、広い背中などは実は要の視点では枝葉にすぎず、とりもあえずもポンプを鍛える、これが肝心なのだ。

ポンプを鍛えるために最適化された運動はジョギングである。前進運動、特に下腿部の筋を収縮させ、心臓への血流の戻りをスムーズにさせる。当該部位が鍛え上げられることで普段から身体全体への血液還流が増し、心拍出量も増大。血圧は低下し、脈拍数は下がる。スポーツ心臓の誕生である。

これをとりもあえずも鍛えること、そうすれば枝葉の棟飾りのような腕や胸などを鍛える際にも、大いに捗るだろう。また、心臓を強化することで事務的な仕事を含む、身体にかかる負荷への強い抵抗を得ることが可能だ。

 

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2 体幹部の筋力トレーニング

ポンプを強くすることと並行して、重要になるのが体幹部のトレーニングである。特に重要な「腹筋」「背筋」「スクワット」を定期的に行うことで、あらゆるシーンでパフォーマンスを上げることが可能になる。

腹筋は前面に対する負荷に抵抗し、プッシュ力を増大させる。また、下肢を挙上する際にも起点として機能するので、走る際などにも重要となる。

背筋は重いものを持ち上げるだとか、水平に何かを引くというようなプル力を増大させる。何かてがかりを掴み、自分の身体を持ち上げる時にも欠かせない、これは「懸垂」という運動である。

腹筋と背筋をまんべんなく鍛えると、自然のコルセットができあがる。つまり、腰部の致命的なダメージが発生することを未然に防ぐことができるのだ。腰を痛めやすい人の中には、腹筋と背筋が弱かったがために気の毒なことになる人も少なくない。どんなに鍛えても腰をやる時はやるのだが、それを予防するという意味では腹筋、背筋は重要なのである。

上肢ばかり鍛え上げても、土台がしっかりしてなくては、それを活かすことができない。そこで必要になるのがスクワット、つまり大腿四頭筋のトレーニングである。これをしっかりと鍛えることで、ドッシリとした基礎が築かれ、どんな場面でも力を上手に利用することができる。どんなにパワフルな重機でも、足場がガタガタであれば使い物にならないことを想像してほしい。足場というのは、とにかく重要なのである。

大腿四頭筋を鍛えたら、その裏側のハムストリングスはおざなりで良いのか?という疑問も沸くであろうが、ここはジョギングをすることで前進時にしっかりと使われている。太くすることを意図していないのであれば、ハムストリングスはジョギングで十分に鍛えることが可能だ。ふくらはぎも同様である。

 

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3 食生活

間食は駄目!と断じるのも極端ではあるが、基本的にこれくらいの心持で生活したほうが、己を律することが容易くなる。どうして間食が駄目なのか、それは言うまでもなく「体重が増える」からである。

昼~夜にかけて血糖値の低下を防ぐ目的でちょっとした食物を口にするだとか、理由のある間食であれば実にもなるだろうし、自分を縛りすぎて精神的に圧迫するのであれば、太りにくい午前中にスイーツなどを間食するというのも有効であろう。しかしながら、何かをしながらダラダラとポテトチップスを食べるなどは「フィジカルエリート」的概念からすれば愚の骨頂であり、何の益も生まない。

何よりももったいない。カロリーを摂取するにあたり、無意識にそれをやっているというのが空虚である。食うなら食う、味わう、そして楽しむ。怠惰な一連の動作でいつのまにやらお菓子を食べ散らかすなどというのは、基本的にしないこと。

なんで体重が増えたら駄目なのさ?と聞かれれば、「パフォーマンスが落ちるから」と即答する。体重は軽いほうが良い。食料で飽和する現代社会においては、非常時でもなければ食に瀕することなど稀であり、また、冬を越すために意図的に皮下脂肪をつける必要はなくなった。

逆に、フットワークの軽い動作で事務仕事にせよ力仕事にせよ、ストレスなく動けたほうが何かと健康的ではないか。体重が増えて頸部に皮下脂肪がついてしまうと、睡眠時の呼吸の質も落とす。兎にも角にも「フィジカルエリート」に余分な脂肪は不要ということである。

全ての脂肪へ宣戦布告をするつもりは毛頭なく、あくまでも意識を高めた運動系雇われ人に限った話である。人生を楽しめないくらいなら、ストイックな生活など捨てて大いに飲み、食べて楽しんだほうが「基本的には良い」と考えていることを申し添える。

 

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さて、運動後は適切なたんぱく質の補給が必要になる。普段から摂取している食事においても最低限は摂取できるのだろうが、健全な肉体、こと「筋力」を考えれば、プロテインやサプリメントなどで摂取する割り切り補給も念頭に置いたほうが良い。「プロテインは有害」などと偏った思考をお持ちの方もいらっしゃるが、そういうことは含有した栄養素を調べ、何らかの論拠を持って自論を展開してもらいたいものである。あれは、たんぱく質を補うには優秀な食品であるよ。しかも最近のは美味しい。

 

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結語

先天的に、または後天的にでも心肺機能が細い人も中にはいらっしゃるであろう。そんな方に「フィジカルエリートになれ!」というのは酷な話だと思う。頭はさておき、肉体的には五体満足に恵まれた自分のことを幸運だと思いたい。

身体がついてこない人がフィジカルで鍛えられない、それで詰んでしまうということはない。運動に代わるのは瞑想だと考えている。ジョギングなど長時間にわたる有酸素運動ができる人というのは、それは瞑想と同じ効果をもたらしていると思われる。運動の最中に自分の呼吸に集中して、雑念を捨て、思考と思考の狭間の無と向き合うことで自省力を高めることができる。だから運動をする人はストレスが少ない。

 

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瞑想をすれば、運動をせずとも自分と向き合うことが可能だし、健全なメンタルを保つことがきっとできるのではないかと考えている。もともと身体が弱く、このようなフィジカル指南を見て「どうせ私は」と考えてしまう人は、是非とも瞑想をしてみてはいかがだろうか。

もちろん、運動と瞑想を合わせれば、さらに内なる自分との邂逅へと進むことができるのではないかな。今のところは運動一本だけれども、いつかは並行して行って穏やかな世界に生き続けるメンタルを獲得したいものだ。

 

 

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