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Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

ネットがリアルに繋がるって素敵だと思ってた。

ブログを書き始めて1年半、これまで様々なことがあった。

ハンドルネームのゆきぼうは子供の頃のニックネームとはいえ、このブログは匿名ブログである。住んでいるのは会津若松市だが、あくまで匿名なのでそれ以上の細かいところは明かしていない。

一時期、Facebookをやっていたことがあった。勿論、そっちは実名である。それで小学生の頃から高校まで仲が良かった友達と再会することができたりして、「Facebookすげー」とかおもったのだが、その後に別に親しくもなかった人からもフレンド申請が来るようになって、怖くてやめた。

その前から始めていたTwitterでは、当然ハンドルネームを使っている。Twitterは日々のどうでもいいことを呟く場として今でも活躍中だ。mixiの時もそうだったが、やはりネットは適度に匿名度があったほうが書きやすくていい。

自分は、ごく親しい人たちにしかTwitterをやっている事を伝えていない。LINEもやっていないので、例えば会社の人なんかは自分がSNSやブログをやっていることすら知らない。教えてしまうとなにか制限がかかって、書きたいことを書けなくなるだろうからだ。

ブログの読者が随分増えたことにより、必然的にTwitterのフォロワー数も増えた。だが、フォローバックはしていないのであまり自分がフォローしている人数は多くない。それで、その中の何割かとは自分にしては随分と親しくなった。

タイムラインが他愛もない会話で埋め尽くされるのは、以前なら「流れちまうじゃねえかよ」と敬遠していた現象だが、仲の良い人が増えるにつれて心地いいものになっていった。

Facebookだとどうしても本名でやり取りするので、正直言って普通の会話よりも気を使う。一時期Twitterとも連携していたこともあったが、あそこの空気はなにか違う気もした。なので、Facebook用の投稿内容を考えてみたりもしたが、特になにも思いつかなかった。自分にはゆるーい繋がりの方があっているのだ。

Twitter上でいろいろな人とやり取りしているうちに、現実と繋がるのが怖くてFacebookをやめた事をやや忘れかけていたが、ある時にはとても素敵なことが起きた。その時は「ブログ書いてて良かった~」と初めて思えた。先日も、ガメラの金子監督にTwitter上でRTされるという驚きの出来事があって、本当に「ネットの力って凄い」と思えた。

potatostudio.hatenablog.com

 

だが、やはり現実とネットはある程度距離があったほうがいい。

自分では、福島県の片田舎に住んでいる、しがない会社員の事なんてどうでもいいと思っていたのだが、ある程度発信する情報は自分できっちり管理してから流すべきだと思った。結局、世の中何が起きるかわからないのだ。

じゃあ、発信そのものをやめてしまうのが究極の対策法なんだろうけど、ある程度出来上がったコミュニティから離れてしまうのはやはり寂しい。このゆるーい繋がりの中で適当にアハハウフフしていたいのだ。

ネットと現実を繋げる手段はいくつもある。たとえばメール。例えばオフ会。例えば… でも、自分はあんまりその距離を縮めるのは得策ではないと感じた。今のままのスタンスで、謎のおっさん会社員ゆきぼうとして生きていくほうが、誰にも迷惑をかけずに済む一番の方法なんじゃないかと考えている。

これからもゆるーく謎めいた適当な雑記ブログを、ただ淡々と書き続けよう。