熊本の大雨 ２人死亡 ３人と連絡取れず6月21日 6時29分

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２０日夜からの大雨の影響で熊本県などによりますと、熊本県内ではこれまでに２人が死亡し、３人と連絡が取れなくなっています。

警察や消防によりますと２０日午後１１時４０分ごろ、熊本県上天草市大矢野町で「近くで土砂崩れが起きた」と住民から通報がありました。
警察などが現場を確認したところ土砂が住宅に流れ込み、およそ１時間半後にこの住宅に住む９２歳の男性を救出しましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
また、２１日午前０時すぎ、甲佐町岩下で「男性が用水路に落ちたようだ」と住民から通報があり、７９の男性が救出されて病院に搬送されましたが、およそ１時間後に死亡が確認されました。。
熊本市北区では、２０日午後１１時４５分ごろ「がけ崩れが起きて住宅が壊れた。住宅には２人いる」という通報があり、消防は２人が家の中に閉じ込められているとみて土砂を取り除きながら周辺を捜索しています。
また、宇土市住吉町でも土砂で住宅が倒れ、女性１人と連絡が取れなくなっているという情報があり、確認を急いでいます。
一方、宇土市椿原町では、住宅に土砂が流れ込み、この家に住む６０代の男性と連絡が取れなくなり、消防によりますと、現場から男性が見つかりましたが詳しい容体は分かっていません。