ロシア 武装グループと治安部隊が銃撃戦 15人死亡

ロシア 武装グループと治安部隊が銃撃戦 15人死亡
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ロシア南部のイスラム系住民が多いダゲスタン共和国で、過激派組織IS=イスラミックステートに忠誠を誓う武装グループと、治安部隊の間で銃撃戦があり、合わせて15人が死亡しました。
ロシア南部、北カフカス地方にあるダゲスタン共和国で、16日から17日にかけて、過激派組織ISに忠誠を誓う地元の武装グループと治安部隊の間で銃撃戦がありました。
ロシアの捜査当局によりますと、この銃撃戦によって、治安部隊の5人と武装グループのメンバー10人が死亡し、さらに治安機関の職員4人がけがをして、病院で手当てを受けているということです。
ダゲスタンをはじめ、北カフカス地方ではISに忠誠を誓う武装グループが警察の検問所などへの襲撃を繰り返していて、18日にもカバルジノ・バルカル共和国で武装グループの摘発が行われた際に、抵抗したメンバー1人が銃で撃たれて死亡しました。
ロシア政府は、北カフカス地方の武装グループとシリアに渡ってISに加わったロシア出身者が、連携して国内でテロを活発化させることを強く警戒しています。