内部告発の元ロシア代表選手「国際陸連は正しい決断」
ロシア陸上界の組織的ドーピングを内部告発し一連の問題を明らかにした元ロシア代表選手が17日、国際陸上競技連盟の臨時理事会後、日本のメディアでは初めてNHKの取材に応じ、「ロシア陸上界の将来のためには正しい決断だ」などと述べ、ロシアの陸上選手を出場させないとした国際陸連の対応を評価しました。
陸上の中距離のロシア代表だったユリア・ステパノワ選手は、ロシアアンチドーピング機構の職員だった夫とともに、2013年からロシア陸上界の組織的ドーピングを告発し続け、一連の問題を明らかにしました。
ロシアを逃れてアメリカで暮らしているステパノワ選手は17日、NHKの取材に応じ、ロシアの陸上選手のオリンピック出場を認めないとした国際陸連の決定について「ロシア陸上界の将来のためには正しい決断だ。悪いのは選手ではなく、ロシア陸連が中心となって作り上げたシステムだが、私たちが告発したあともロシアはそれを改めるのではなく、まだ隠そうとしている。今回の決定によってシステム全体が変わることを願っている」と評価しました。
また、ドーピング対策への貢献が認められ、リオデジャネイロオリンピックへの特例での出場が検討されることについては、「競技を愛しているので、オリンピックで走れることになればうれしいし夫とともに告発した決断が正しかったという証しになる。大事なのは勝つことではなく、参加することだ」と期待を寄せました。
また、夫のヴィタリー・ステパノフさんは、「自分の国に対してこういうことが起きてしまったのは悲しいが、ほかの国もルールに違反したら罰せられるということを理解しなければいけないし、二度と起こらないよう願っている。ロシアではドーピングを主導していた高官が罰せられず、謝罪をしただけで変革をアピールしているのは滑稽に見えるし、それを国際陸連が認めなかったことはよかった」と話しました。
さらに「陸上だけでなく、ロシアではメダル獲得のためスポーツ省が主導してほとんどすべての競技でドーピングが行われていた。今後の調査でそれが明らかになり、部分的ではなくシステム全体が変わることを期待したい」と抜本的な変革の必要性を訴えました。
ロシアを逃れてアメリカで暮らしているステパノワ選手は17日、NHKの取材に応じ、ロシアの陸上選手のオリンピック出場を認めないとした国際陸連の決定について「ロシア陸上界の将来のためには正しい決断だ。悪いのは選手ではなく、ロシア陸連が中心となって作り上げたシステムだが、私たちが告発したあともロシアはそれを改めるのではなく、まだ隠そうとしている。今回の決定によってシステム全体が変わることを願っている」と評価しました。
また、ドーピング対策への貢献が認められ、リオデジャネイロオリンピックへの特例での出場が検討されることについては、「競技を愛しているので、オリンピックで走れることになればうれしいし夫とともに告発した決断が正しかったという証しになる。大事なのは勝つことではなく、参加することだ」と期待を寄せました。
また、夫のヴィタリー・ステパノフさんは、「自分の国に対してこういうことが起きてしまったのは悲しいが、ほかの国もルールに違反したら罰せられるということを理解しなければいけないし、二度と起こらないよう願っている。ロシアではドーピングを主導していた高官が罰せられず、謝罪をしただけで変革をアピールしているのは滑稽に見えるし、それを国際陸連が認めなかったことはよかった」と話しました。
さらに「陸上だけでなく、ロシアではメダル獲得のためスポーツ省が主導してほとんどすべての競技でドーピングが行われていた。今後の調査でそれが明らかになり、部分的ではなくシステム全体が変わることを期待したい」と抜本的な変革の必要性を訴えました。