参院選 あす公示 立候補予定者 前回下回る

安倍政権の経済政策・アベノミクスの是非などが争点となる参議院選挙は、22日公示されます。NHKのまとめによりますと、20日現在で、選挙区と比例代表合わせて383人が立候補を予定していて、前回・3年前の参議院選挙の立候補者を、50人下回っています。
第24回参議院選挙は、22日公示され、来月10日の投票日に向けて、18日間の選挙戦に入ります。
NHKのまとめによりますと、20日現在で参議院選挙に立候補を予定しているのは、全国45の選挙区では、合わせて73人の定員に対し219人、比例代表では、48人の定員に対し164人となっています。
この結果、選挙区と比例代表を合わせた立候補予定者は、これまでのところ383人で、前回・3年前の参議院選挙に立候補した433人を、50人下回っています。
今回の参議院選挙は、選挙権が得られる年齢の18歳への引き下げや、隣接する2つの県を1つの選挙区にする、いわゆる「合区」が初めて導入され、選挙戦では、安倍政権の経済政策・アベノミクスの是非や、安全保障関連法の評価などを巡り、激しい論戦が交わされる見通しです。
そして、自民・公明両党が、目標としている改選議席の過半数の61議席を獲得できるか、また、民進党や共産党などが、与党と憲法改正を目指す勢力による、改正の発議に必要な3分の2の議席の確保を阻止したうえで、議席を上積みできるかなどが焦点となります。