千葉日報オンラインは6月20日、サイトの「免責事項」に記載されていた「情報の正確性を保証いたしません。また、情報の欠陥が必ず修正されるという保証もいたしません」などの文言について、誤解を招きかねず不適切な表現であったとし、サイトから削除しました。
同ページは2006年から存在していましたが、最近になってネットユーザーの間で注目され「報道機関なのに『情報の正確性を保証しない』とはどういうことか」など批判が集まる形に。本来こうした免責事項は、万が一内容に間違いがあった場合の保険として多くのサイトが記載しているものですが、今回は報道機関のサイトということもあって、「新聞社のジャーナリズムとは」「報道としての責任を完全に放棄か」など厳しい意見が多く寄せられていました。
担当者に取材したところ、本来は“報道機関として最善を尽くしたうえで”というのが大前提でしたが、本来の意図が読者に十分伝わらず、「誤解を招きかねない表現だったため削除いたしました」とのこと。また批判を受け、そもそも報道機関がこうした免責事項を掲げることについても社内で議論があり、今後は内容を精査したうえで、必要があれば追って改訂したいとのことでした。
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