言うことは分かるけど、じゃあどうしろと?
詰んでようが詰んでまいが、死にたくないならどうにかして生きるしかないだろう。
人生詰んでるとかいう与太話は、単純に言って、そのままだと死にたいほど恥をかくとか、
っていう程度のことであって、それがそのまま死を招くわけじゃない。
叩かれようが、嫌われようが、落ちぶれようが、まだ生きている。
ただ死にたいくらい思い悩むだけだ。ああ、死にはしない。
恥をかこうが、バカにされようが、悔しい思いをしようが
年齢に応じた経験を積まないと人生が詰むなら、そうであればいい。
逃れられない詰み筋からでも、逆転の望みが皆無でも、最後の最期までしっかりと駒を指し切るまでだ。
俺が何とか障害だろうが、何とか症候群だろうが、どうだっていい。
生き方を間違っていようが、経験不足だろうが、能力不足だろうが、どうだっていい。
俺に配られたカードが最悪の組み合わせだったとしても、ただ粛々とゲームを続けるだけだ。
俺はただ生きたいから生きる。それだけだ。
俺はただ死にたくないんだ。生きたいんだ。それで生きるのには十分な理由になる。
幸福や快楽、恋愛や友情や人間としての喜びから排除されても、俺は決して、決して死を選ばない。
さあ、世の中の「標準的」な連中ども、俺を罵れ。侮辱しろ。上から目線で批判してみろ。
心理学やら精神医学の小難しい言葉を使って、勝手に俺の人生を論評してろ。
お前らがどんなに口汚く俺を非難してきても、俺は目障りなほど生きてやる。
お前らが心の底から軽蔑するほど無様な生き様を晒したって、俺は生きることを諦めない。
必ず生き残ってやる。