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国会前でも集会 1万人が抗議

米軍属の男による沖縄県うるま市の女性殺害事件を受け、国会前で抗議する人たち=東京都千代田区で2016年6月19日午後3時、長谷川直亮撮影

 全国各地でも19日、沖縄県での県民大会に呼応した集会が開かれた。東京の国会前では市民団体メンバーらが集会を開き、約1万人(主催者発表)が「許さん!女性殺害」「出て行け海兵隊!」などと書かれたプラカードを掲げて抗議した。

     冒頭に1分間黙とうし、市民団体の代表らが「戦後70年、米軍属による数々の事件を止められず、何も変わっていない。沖縄の問題は全国民で取り組むべきだ」「日米地位協定を改定しろ」などとスピーチ。民進、共産、社民各党の国会議員も壇上に立った。

     東京都狛江市の団体職員、高村佳那子さん(35)は「事件事故のたびに米軍が出す綱紀粛正策は、効果がない。基地がある限り、同様の事件は続いてしまう」と指摘した。三鷹市の会社員、山本季晋さん(31)は「沖縄に基地が集中し過ぎている状況は、本土を交えた議論を経たうえで改善すべきだ」と話した。【山崎征克】

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