2016年06月18日

静岡ラーメン修業

/ら〜めん豚鬼@静岡県浜松市中区上島にて濃厚豚骨/龍壽(りゅうじゅ)@静岡県浜松市東区天王町にて芳醇中華そば塩/ゆで太郎掛川店にてもり/豚平@静岡県沼津市にて手打ラーメン/麺まる井@静岡県駿東郡清水町にてらーめん/かき氷/

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 昨日、思い付きで決めた静岡行き。
 日帰りだから誰に気兼ねもなく「明日、一日出掛けてくるから」で済んでしまうのは、良いことか悪いことか分からないけど、現実はそのまま受け入れなければ。
 最寄り駅始発に乗る予定が寝坊してしまい、二本遅れて出発、一人旅は気楽でいいな。

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 新幹線を使えばするっと行かれるところを、熱海駅で休日乗り放題きっぷを購入して全線普通列車で向かいますから、浜松駅まで三時間半くらいかかります。
 移動時間が無駄じゃないかと言う人も多いのですが、新幹線に乗って短縮した1時間半で何をするかと言うと余分に寝るだけじゃないでしょうか。

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 浜松で遠鉄に乗り換えるのですが、この遠鉄、何回乗ってもPASMO(交通系ICカード)が使えない。
 なので、今まさに電車が来ていても、切符を買って、改札で入札してもらって、エスカレーターで登っていくので間に合わない。
 高架化するのも地の渋滞解消に役立っているだろうけど、とっととSUICAを使えるようにしてほしい。

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 上島(かみじま)駅で下車、待ち合わせは「駅で」でしたが、北口とか南口とかあったら、、、って一つしかないか。
 数年ぶりに再会して、徒歩数分でら〜めん豚鬼@静岡県浜松市中区上島へ、地方のラーメン修行が一人ではないのは久しぶりです。

 2016/4/9オープン、店主さんの修行時代に面識があり、いずれは独立と聞いていましたが、浜松って話は聞いていませんでした。
 まあ、日本中どこでやっても、行くことに変わりはありません。

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 お店は7:00-14:00の朝ラー対応営業ですので、7時とか8時かに行きたいのですが、10時少し手前に着くと先客数人、少しづつ地に認知されてきましたね。
 メニューは濃厚豚骨、黒豚骨、和豚骨、煮干しと、豚骨スープと煮干しスープの二種類。
 標準的なトッピング、ライス、ビールとごくごく自然なラインラップに感じましたが、それは私が東京や神奈川でラーメン屋に多く伺っているからではないでしょうか。

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 もちろん、店主さんにはすぐに気が付かれ、私はラーメン屋で働いた経験がありませんが、数時間もかけて自分のラーメンを食べにくるお客さんのことをどんな風に感じるのだろうか。
 カウンター9席とゆったりめの店内、カウンター台が低くて厨房と客間に一体感のある店内がとても落ち着きます。

 「朝ラーに女性一人客が来ることがあって、話しかけられちゃったりして」なんてのは、この店の造りがあってのことでしょう。
 テーブルには白胡麻、醤油、胡椒のみ、お冷を飲みながらラーメンの出来上がりを待ちます。

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 私は濃厚豚骨800円、手頃な大きさの丼にぎゅーっと詰められた一杯。
 なんか盛り付けに力を感じたので知り合いに確認すると「これでデフォですよ」と言ってましたが、知り合いも店主さんの知り合いなので、本当のデフォは不明です。

 「濃厚豚骨」と謳っているスープですが、脂をかなり抑えているので、濃密な味わいであるのに後味スッキリの美味しさ。
 未確認ですが煮出したスープを丁寧に漉したりして、とても手間掛けたスープ、とても美味しい。

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 麺は三河屋製麺の中太麺、スープとの相性で選んだとのことで、こんな地方でやってないで、明日からでも都内で営業してもらいたい程、完成度が高い。
 トッピングはチャーシュー、材木メンマ、鴨頭ネギ、刻み紫ダイコン、いずれも全く隙がありません。

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 知り合いは煮干し750円、浜松で初めていただく煮干しの清湯スープ、極細麺は麺屋棣鄂。
 東京であっても、三河屋製麺と麺屋棣鄂から麺を仕入れているラーメン屋は聞いたことがありません。
 まるで、東京のトレンドラーメンをそのまま持ってきた感じで、浜松の人にはまだ馴染みが時間が掛かるだろうけど、私にとってもとても馴染みのある味わい。

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 スルッと食べてしまってご馳走様でした。
 しばし談笑しつつ、次のお客さんが来たところで退店、次はいつ食べに来られるかなぁ。

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 予定ではここから40分ほど歩いて次のお店に向かうところを、知り合いの車でびゅっと10分ほど、龍壽(りゅうじゅ)@静岡県浜松市東区天王町1241-1。
 昨日2016/6/17オープン、今日が開店後初休日ですが開店前20人待ち程度、東京や神奈川からラーメン好きが駆けつけているかと思いましたが、いたかも知れませんが私には気が付きませんでした。
 店主さんは麺屋一燈出身、浜松のラーメン友達から「地元でラーメン屋をやりたいから、小岩のラーメン屋に修行に行っている」と聞いていましたので、何とか早く伺いたかったのです。

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 沢山のお花が来ていて知っているお店からもちらほら、一人で長時間待つのは辛いけど、今日は付き合ってくれた人がいたので、二時間ほど待って店内に案内されました。
 カウンター6席に4人掛けテーブル2卓がゆったりと置かれた構成ですが、日本一のラーメン屋から届けられた大きな胡蝶蘭等を置くスペースのために、かなり椅子を割いていました。

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 券売機で食券を、メニューは醤油と塩のみでつけ麺とか油そばはありません。
 トッピングは標準的、アルコールなども用意されています。
 たまたまのタイミングでテーブル席へ、卓上に調味料は置かれていません。

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 二人分同時に配膳され、先ずは私の芳醇中華そば塩750円
 スープは鶏ガラ、魚介、貝出汁スープを若干弱めに調整してブレンドしてあり、トッピングのポルチーニ茸の風味が強く感じられます。

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 スンゴク美味しくはないけど、100人中90人が美味しいと思えるスープ、開店2日目からこの味とは驚きました。
 平打細麺は自家製麺で、麺肌はスルリとしたシルクのよう、スープとの相性はあと半歩に感じましたが、開店2日目からこんな麺を打てるなんて。
 真空低温調理のチャーシュー、豚肩ロースと鶏むね肉をそれぞれ最適に下ごしらえして、驚きの美味しさ。

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 友達の芳醇中華そば醤油750円。
 スープとの相性は醤油の方がはるかに上、それでも塩と醤油を用意するのには理由があるのだろう。

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 しかしまた、この味の安定感は一体なんなのだろうか。
 ラーメンと言うか料理と言うか、人間が人間に対する表現物に修業年数や実年齢は全く関係無く、1年でできる人もいれば100年やってもできない人もいます。

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 それにしても4年間修業した29歳で、このラーメンには驚かされます。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。

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 お店を出てもまだまだ外待ちが続く中を、一人だけ知り合いを見つけて少し話をして、その場を後にしました。
 無理を言って国道1号線を東へ走ってもらい、それでもこの道を走るのは3度目だと話を弾ませて。

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 30分ほど走ってゆで太郎掛川店(ホームページ)へ届けてもらいました。
 静岡県唯一のゆで太郎、これにて制覇と思ったら、もう一軒を建築中(富士市八千代町)とか。

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 少しランチタイムを外していますが駐車場はほぼ満車、2重ドアをくぐって店内に入ると、一本の柱もない広々とした店内。
 一人客はカウンター席、複数人客はテーブル、二世代、三世代客は小上がりと、いずれもほぼ満席。

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 すぐ右手の券売機で食券を買って受付で無料サービスと共に渡します。
 どこかの球場でウグイス嬢の経験でもあるのかと思うほど声が通る女性が、出来上がったお蕎麦の番号を呼んでいます。
 決してオペレーションが悪いわけじゃないけど、お客さんが多すぎて、常に数人がストックされている状態です。

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 少し待ってもり320円、無料サービスで海老天
 お蕎麦はやや緩め、蕎麦つゆは普通、薬味ネギは乾燥気味、コロッケはやや揚げおき、などと都内店と同基準で評価することに意味はありません。

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 大人数でワイワイ食べることで、このお蕎麦は何倍にも美味しくなる、そんなことは私に言われる前でもなく、ゆで太郎の社長さんは分かっています。
 もちろん私は私、一人で美味しく頂きました、ご馳走様でした。

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 お店から愛野駅まで歩いて向かうわけですが、かなり炎天下、念のためにリュックに入れてある雨傘を差して歩きます。
 途中の田んぼで数えきれないほどの鷺が食事会をしていて、近くを農作業されていて。

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 愛野駅から東海道線に乗って東へ。
 帰り際に会いたいと友達が連絡が入って、沼津へ到着する時間を連絡して、ぐっすりと就寝。

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 初めて降りた函南駅、駅ロータリーで拾ってもらって、なぜかラーメン屋へ。
 先ずは豚平@静岡県沼津市岡一色、店先は何度か通っていますが、入るのは初めてです。

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 店内はガチャガチャした中華食堂風、ラーメンを中心にチャーハン、餃子、ビールに焼酎。
 ラーメンは醤油(普通と手打ち)、塩、味噌、トンコツと揃っています。
 テーブル席に案内されると、「こちら、店長から」とウーロン茶をサービスされて、、、ありがたいことです。

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 程なくして手打ラーメン650円
 真っ黒だけど豚骨出汁の甘さに加えてチャーシューの煮汁などを溶かし込んでいる甘いスープ、美味しく飲めます。

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 平打縮れ太麺は、いい感じにスープに合っていて、するすると食べられます。
 でっかいチャーシューが三枚、メンマ、薬味ネギ、板海苔。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。

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 「まだ食べられますよね」と連れていかれた麺まる井@静岡県駿東郡清水町、以前は三島市安久で営業されている頃には訪問していますが、6年前にこちらへ移転されてからは初訪問です。
 店内はLカウンター10席のみ、たまたま空いていた右手に座ると、友達と店主さんご夫妻と和やかに話をされています。

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 メニューはラーメン、つけ麺、油そば、いずれも醤油味と味噌味、限定メニューも用意されていました。
 卓上には胡椒、醤油、一味とうからし、おろしにんにく、お冷を飲みながらラーメンの出来上がりを待ちます。

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 ほどなくしてらーめん(180g)750円
 今では珍しくありませんが、当時は珍しかった濃厚豚骨魚介で一世を風靡しましたが、今では煮干し出汁メインに豚骨出汁、鶏ガラ出汁をブレンドしています。
 東京でも神奈川でも中々味わえない美味しいスープ、今日、何杯目か忘れてしまう美味しいスープ。

 自家製麺の平打自家製麺は力強い味わいで、これまた美味しい、スープもものすごく持ち上げます。
 トッピングはシンプルにチャーシュー、白ネギ、板海苔、なると。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。

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 その後、某ラーメン屋でかき氷を食べながら、熱いラーメン談義。
 ラーメン修業の最後がかき氷とは、想像もできませんでした。

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 いい時間になったので焼津駅まで送ってもらって。
 今回は車で移動が多かったのでスマホで実況中継がほとんどできずに、また、次回ね。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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