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【プロ野球】

真中監督も怒りの猛抗議

2016年6月20日 紙面から

ヤクルト−西武 3回裏無死二塁、三ゴロの大引(右)はアウトと判定される。一塁手・メヒア=神宮で(冨永豊撮影)

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◇西武7−5ヤクルト

 西武が打撃戦を制し連敗を5で止めた。1−2の2回に森の2点二塁打などで3点。同点の6回は栗山の犠飛と森の適時打で2点を勝ち越した。多和田は5イニング5失点でプロ初勝利。ヤクルトは杉浦が3イニング5安打4失点と打たれた。

      ◇

 真中監督の2度の猛抗議も実らず、ヤクルトはシーソーゲームを落とした。接戦の中での2度の『誤審』に、試合後の指揮官は「今日は名指しで言わせてもらいます。間違いは誰にでもあることだけど、(一塁塁審の)山口さんは明らかに多すぎる。初戦も、伊東さんの時もそう。あまりにひどい」と怒り心頭だ。

 問題の場面は、まず2点差を追う3回無死二塁で大引の三ゴロをアウトとジャッジ。1点差の6回無死一、二塁では、中村の送りバント失敗で三塁封殺後、一塁への送球もアウト判定で併殺に。「今日は2つとも明らかなセーフ。全く流れが変わってしまう場面だ」

 カード初戦(17日)の8回、メヒアの三塁内野安打も、試合後に「あれはファウルだ」と話していた。「伊東さんの時」というのは8日の阪神戦後、ロッテ・伊東監督が「ストライク・ボールの判定がばらつきすぎる」と激高した件で、その時の球審も17日の三塁塁審も山口審判員。

 球団からNPBに意見書を上げる予定で、「VTRでの検証を含め、いろんなことを考えてもいいのかもしれない」と真中監督は怒りが収まらなかった。 (竹村和佳子)

 ▽ヤクルト・大引(第2打席の三ゴロの判定について)「人生がかかっているので、ちゃんとジャッジしてほしい。審判は高い給料をもらっていて、ボランティアじゃない。同じ審判でミスが続いている」

 

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