前回記事(スーツ・ヘアメイク編)はこちら
ルイです。
元・就活生、現・ひきこもりです。
こんなわたしでも昔は就活生としてブイブイ言わせていました。
ほんとオフィス街をぜーぜー言いながら走り回っていました。
つらかったですよ~~ビジネスバッグ重たいしリクルートスーツ暑いし。
それでも面接をこなすために必死で走っていました。
わたしが就活していたころの面接のコツを以下にまとめました。インターンを受ける学生さんにもおすすめですよ!
面接会場において
・会場に入る時刻は早すぎませんか?まさか遅刻していませんか?
・受付ではちゃんとあいさつできていますか?
・ニコニコ好印象な笑顔をしていますか?
・控え室では私語をしていませんか?
・控え室では気を抜いて社員に適当な態度をとっていませんか?
・脚をぱっかーんと開いてだらしない座り方をしていませんか?
・通りすがりの社員にも礼儀正しく接していますか?
・お手洗いは丁寧に使用できていますか?
・猫背で不健康そうに歩いていませんか?
面接は会場に入ったときから始まっています。面接以外で対応してくれる社員も、あなたのこと、しっかり見ていますよ。
後でアンケートを取って、どの学生が印象がよかったか、意見を集めていますよ。
ねこかぶるなら、面接室だけじゃなく、面接会場全体で徹底的に演じてください。
まず、会場に来る時間に気を付けてください。
遅刻は言うまでもありませんが、自分の面接時間より大幅に早く到着してしまうのも考え物です。
たとえば10:00に面接開始なのに9:30に来てしまっては「え…もう来たの…?!」と驚かれてしまいます。会場周辺に到着する分には早くても構いませんが、実際に入場するのは10~15分前が望ましいでしょう。
面接会場にたどり着くまでに通り過ぎる社員に礼儀正しく接しておきましょう。
どこで誰が見ているかわかりませんからね、マジで。
背筋をすっと正して、社員たちが「おおっ」と驚くくらいに威風堂々と歩いてみてください。自信を持って、悠々と歩きましょう。ただし横柄な態度にならないように。
にこにこ「かわいらしい」印象を与える笑顔を保っておくのがおすすめです。ただしずっと笑っていると気持ち悪いので、あくまで微笑み程度に。
「清潔感」「落ち着いた優しい雰囲気」を演出できると有利です。
控室ではほかの学生とべらべらしゃべらずに静かに待ちましょう。書類を見直したり面接の教科書を読んだりしていてもいいですね。
わたしが特によく読んでいたのは「ロジカル面接術」です。
面接対策はこの本1冊で十分です。面接のエッセンスがぎゅっと詰まっています。ぜひおすすめします。
控室ではほかの社員と話す機会があると思います。彼らも面接官だと思って、気を抜かずに接してください。
ぽろっと「いや~ぶっちゃけ本命の会社ってここじゃないんですよね~」とかは口が裂けても言わないようにしてください。
あとでこっそり人事にチクられていますよ!
座り方も、特に女子は、脚を開いてだらしなく座らないようにしてください。キャビンアテンダントやアナウンサーのように横に脚を揃えて座る必要はありませんが、「脚をくっつけて座る」ことはしっかり意識しておいてください。上品に見えますよ。
そしてお手洗いをザツに扱わないように。洗面所をびしょびしょに汚したり、化粧直しで異様に長居したりするのは禁物です。「使わせていただいている」という意識を忘れずに!
面接本番において
・ノックせずにドアを開けていませんか?
・「失礼します」と言えていますか?
・勝手に椅子に座っていませんか?
・自己紹介は簡潔にできていますか?
・「自分で何が言いたいのかわからない」状態になっていませんか?
・声のボリュームは適切ですか?
・しゃべりすぎていませんか?
・「御社が第一希望です」オーラをビンビンに出せていますか?
・姿勢よく座れていますか?
・言いたいことはちゃんと言えていますか?
・暗記のしすぎですらすら綺麗すぎるしゃべりになっていませんか?
・うわっつらだけの意識高い系ドヤ顔自慢になっていませんか?
・話している間の自分の表情はおかしくなっていませんか?
・若者言葉は控えられていますか?
いよいよ面接です。本当に面接って緊張しますよね。もう心臓が口から出るくらいドキドキしますよね。わたしは同じ会場に居合わせた学生が緊張のあまり気絶したのを見たことがあります。
もうものすごく消耗する作業なので、心痛お察しします。面接が得意な人なんてほとんどいません。
緊張するのは当然です、大丈夫です。
まず、ドアノックはちゃんとしましょう。ノックせずにいきなり開けたらびっくりされます。「ノックの回数は3回!2回だとトイレノックになるから失礼!!」とは言われますが、まあそこまで気にしなくてもいいです。
2回ノックだからって落とすような会社は珍しいです。とりあえず「相手に聞こえるようにノックする」ことを注意してください。
そして「失礼します」とあいさつがちゃんと言えること。無言で部屋に入ってくるとびっくりします。
やたら大声じゃなくても大丈夫です。とりあえず相手に聞こえるように言ってください。
そして「おかけになってください」と言われる前に勝手に椅子に座らないこと。緊張しすぎて「アアアアアア次は座らなきゃアアアア」と勝手に座っちゃう人がたまにいるので要注意です。
面接は「限られた時間で自分という商品を売り込む場所」です。短い時間の間で自分の売りを提供しなければならないので大変です。
注意すべきものは、しゃべる「量」よりも「質」です。
ベラベラと「俺は○○大学の○○サークルで副部長をしていて○○大会で○○位に入賞して××というバイトのバイトリーダーをしていて▼▼に▼▼年間留学した□□だぜ!!」と一方的にしゃべりまくる必要はありません。短く、簡潔に、話しましょう。
緊張しすぎてちゃんとしゃべれないことはあると思います。緊張することは悪い事ではありません。どもったりしても大丈夫です。
しかし「やっぱ~~~」とか「マジ~~」「とりま~~」みたいな若者言葉は極力控えたほうがいいです。砕けた言い回しをしてしまうのは仕方ありませんが、普段の練習でもそういった言葉を口走ってしまわないように気を付けておきましょう。
腹の中でいろいろ考えていたとしても「御社が第一希望です」というオーラだけは全力で出しておきましょう。
会社の外ではぼろくそ言っても構いません。とにかく会社の中だけでは「御社に行きたくて仕方ないんです」っていうオーラを出しておきましょう。ばれても構いません。「第四希望なんです」とかバカ正直に言ってしまうよりマシです。
「第一希望ではない」と言った瞬間、内定レースから外されます。会社は「逃げない」人材を採用します。内定を取りたいだけなら、あえて嘘もつきましょう。
そして、1人で喋り過ぎない。
わたしが行った面接セミナーで印象的だったのは「ひとつの質問には1分以内に答えろ」というものでした。どんなに美辞麗句を並べ立てても、話が長いと相手は飽きます。1分以内に適切なスピードで話しましょう。「つっこみどころ」をいくつか用意しておくと、面接官が勝手に質問して来てくれます。
そして、言いたいことはしぼりましょう。
「ロジカル面接術」でも書いていますが、面接を通して会社が知りたいのは「こいつは会社にどのように貢献してくれるのか」これだけです。どんな意味不明な質問をしてきたとしても、会社が聞きたいのはここだけです。
TOEICの点数や留学経験を知りたいわけじゃありません。それを通して「自分はこういう人間なんだ、こういう強みがあるから御社でこういう風に活躍したいというビジョンがあるんだ」という学生の意見を聞き取りたいのです。
会社の「こういう風に活躍してくれる人が欲しい」という需要と、学生の「こういう風に活躍したい」という供給がマッチしたとき、内定は発生します。
大事なのはサークルのリーダー経験でもバイトリーダーで売り上げを高めた経験でもありません。「自分の強みを御社でこういう形で活かしたい」という将来へのビジョンです。これを面接の中で言えない人は、どんなに面接を受けたとしても落ちてしまうでしょう。面接を通して会社が知りたいのはここだけですからね。
詳しいことは「ロジカル面接術」にエッセンスが詰まっているのでぜひ読んでみてください。インターンを受ける学生さんにもおすすめです!
まとめ
- 「健康感」と「清潔感」を意識したルックスにしましょう
- 面接会場では徹底的にねこかぶりましょう
- 「御社が第一希望です」という嘘をつく度胸を持ちましょう
- 「自分の強みはこれで、御社でこんな風に活かしたいです」どんな質問をされても、これを面接官に伝えましょう
- 緊張しても、すらすら喋れなくても大丈夫。言いたいことを絞り、着実に伝えましょう
そして、わたしのように元・就活生、現・ひきこもりのような悲惨な未来をたどらないように!!
就活は計画的に!もちろんインターンもね!
いいご縁に巡り合えますように!応援しています!
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