土曜日の今日は一週間ぶりに青空が広がりました。
気分も晴れやか
やはり晴れはうれしいーーー!
(また来週はずっと雨か曇ですが)
日中は「室蘭港立市民大学」の第三回として、室蘭市内にある「蕙山苑」(けいざんえん)の見学に行ってきました
「蕙山苑」は、室蘭を代表する企業グループ「栗林グループ」創業者の「栗林五朔氏」が明治42年(1909年)私財を投じて作った迎賓館です
その当時室蘭は「現新日鐵住金」の工場建設や室蘭港の整備が始まり、財政界の要人が続々とやってきたそうです。
まずは立派な門から中に入ります
普段は中に入ることは出来ない貴重な機会。
説明を聞きながら
13時半から大広間で歴史などの講義を聞いた後、皆でぞろぞろと屋内の見学をします
大広間の窓
建築時は、栗林五朔氏の出身地新潟から宮大工を呼び寄せ、釘一本も使用しない入念な仕上げがなされ、100年経た今日も一分の狂いもないそうです。
保存状態もすばらしかったです。
屏風激写
屋内には「屏風」や「置物」「壺」などの「お宝」がたくさん置いてありました。
Cさんはあちこちで写真を撮りまくります。
これが撮られた屏風。
素敵な応接室
暖炉のある素敵な「応接室」。
こんなところで炎を眺めながら猫でも抱いて「焼酎四季柑炭酸」を飲んでみたいものです
豪華囲碁セット
美しい装飾がほどこされた「囲碁セット」。
蓋を「カパッ」と開けると碁盤が出てきます。
元市長長谷川遅牛氏の書
元市長「長谷川遅牛氏」の書。
よくわかりませんが、すごいそうです
ありがたやありがたや。
庭には測量山の伏流水が流れます
一通り屋内をクルーズした後は、屋外へ。
ここの敷地面積は2,800坪!(約1万m2、100m四方)
建物は200坪!
その中にあるのは5壺!(うそ)。
うっそうと茂る緑の下の方からは水が流れる音が。
背後の測量山からの伏流水が流れているのだそうです
素敵な庭
敷地内にはいくつも連なる鳥居もありました。
すごいです。
土にはコケが生し(むし)、踏み心地がやわらかでとても気持良かったです
緑の中の石倉。
素敵です
こんな素敵な建物と庭園ですが、今はあまり使われていないようです。
室蘭の観光資源としてもう少し活用出来ないものかと思いました。
「このお庭でビアガーデンとかいかがでしょう」
などと栗林商会の方にちょっとお話ししましたが、無理かな。
好天に恵まれ、よい見学会になりました。
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