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 中学生9人に酒を提供したとして、警視庁は20日、東京都江東区亀戸2丁目の居酒屋「万ちゃん亀戸店」の経営者の男(43)と店長の女(40)、アルバイト店員の女(19)の3人を風俗営業法違反(未成年への酒類提供)の容疑で書類送検し、発表した。3人は「利益のために未成年が飲酒するのを黙認していた」と容疑を認めているという。

 城東署によると、3人の容疑は3月18日午後8時~翌19日午前2時10分ごろ、都内の中学2~3年生の少年少女9人(13~15歳)に、未成年と知りながらカシスオレンジやウーロンハイなどの酒を提供したというもの。少年らは別の中学校に通う友人同士で、卒業式の打ち上げで集まったといい、この店について「年齢確認をしないで飲ませてくれる店で有名だった」と話しているという。