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 他人のフェイスブック(FB)の非公開ページなどをのぞき見したとして、不正アクセス禁止法違反の罪に問われた古賀亮介被告(26)に対し、東京地裁は20日、懲役2年執行猶予3年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。家令和典裁判官は「性的欲求を満たすため、起訴されているだけで百数十人分のページに不正アクセスしており、犯行は悪質だが、反省している」と述べた。

 判決によると、古賀被告は2014年12月から昨年3月にかけて、約140人分のIDとパスワードを使い、約1200回にわたって非公開のページに不正にアクセスした。

 古賀被告は昨年11月、FBへの不正アクセス容疑で警視庁に全国で初めて逮捕された。