皆さんはじめまして、iOSエンジニアをやってる@tomonobu_satoです。
先週開催されたWWDC2016に参加してきました! Keynoteの様子や、各セッションはすぐにアップロードされ、他のサイトでもたくさんまとめられているので、現地での様子をレポートしたいと思います。
前日はKeynote会場でCheck-in
WWDC開催の1週間ぐらい前に、Appleからメールでチケットで送られてくるのでpassbookに取り込んでおきます。
今回、Keynote会場はビル・グラハム・シビック・オーディトリウム、2日目以降のセッションはモスコンセンター と分かれていました。 Check-inはビル・グラハム・シビック・オーディトリウムだったので、お昼を食べてから13:00ぐらいに到着。心配してた待ち行列も全く無くすぐにCheck-inできました。
スタッフから、 「passbookのバーコードをこのカードでスキャンスして」 「身分証明書ある?たとえばパスポートとか?」 「この発行されたカード無くすと再発行できなくて、会場入れないよ」 「ジェケットのサイズは?」 「試着してみて」 と聞かれて、試着して問題なければCheck-in完了です。ジェケットはレディースサイズもありました。 発行されたカード。
今回のジャケット。防水加工されてるっぽい。
背中には16。
裏地は2重ぐらいになっていて、防寒対策されています。メッシュで通気性もよさ気。
タグ。去年はSwiftのコードでサイズ表記されていましたが、今回は普通な感じです。
Keynote
Keynoteの会場付近はサンフランシスコでも治安が悪いと言われている地域で、1人で朝早く出発して並ぶのは心細かったので、はてなの@niwatakoさんにお願いして一緒に並ばせてもらいました。 5:30ぐらいにホテル出発で、6:00前ぐらいに会場到着。
会場にはメディアの中継車がスタンバイ。
当日はこの時期のサンフランシスコでは珍しいらしい曇り空で寒かったです。6:00ぐらいの到着で、半分より前半のいちぐらいでした。
7:00ぐらいになるとスタッフから朝食の用意ができたから、交代でとりにいってねーとアナウンス。
マフィン、ドーナツ、クロワッサン、温かいコーヒー、オレンジジュースなどなど。
めちゃめちゃ甘くて、食べたら一気に眠気が襲ってきました。
悲しいことに前日にオークランドでテロがあったので、アップル旗は半旗に。
並んでいる場所は、通常パーキングエリアらしく、この期間はApple Developer ConferenceあるからNo Stoppingと書いてありました。
スタッフが、コーヒーカップや、食べ物の残りを回収するために定期的に回ってきます。
8:45ぐらいから入り口が開き、入場!
2階席のどまんなかをゲット!座席は急な傾斜に配置されており、前の人がまったく気にならない感じでした。 ステージ付近をみると、Keynote直前まで、フェデリギや幹部たちが談笑していて、それだけでちょっとテンション上がりました。
始まった!
Keynoteが終わると、ステージ上でスカラーシップの人たちが記念撮影してました。
音声エンジニアの方々、お昼時間も仕事。ご苦労さまです。
ランチの為に、一旦外へ移動。こんな感じのランチボックスが3種類用意されてました。
Roast Beef Sandwich。
中身。赤い果物はAppleだけにリンゴかと思ったら、ホワイトピーチという桃との事。味はプラムみたいな感じでした。
こんな感じで会場前の芝生の広場で食べます。ピクニック気分。
ランチが終わると、午後からはState of the Union、Apple Design Awardsと続きます。
次の日からのセッションはXcode8等新機能のセッションが沢山あるので、会場のダウンロードエリアで、諸々ダウンロードしてから帰宅しました。ダウンロードが重いXcodeが30秒ぐらいでダウンロード完了してビックリ。
2日目以降セッション
セッションはモスコンセンターで行います。朝は9時からセッションが開始されるのですが、8時には空いてます。
会場近くになると参加者がたくさん歩いてます。
入り口。
入り口にはスタッフが立っていて、「この機械にネームカードをスワイプしてねー」と案内しています。
説明もSwiftのコメントアウト記法になってます。
カードをスワイプすると「Hello, Tomonobu」。
入ってまず目に入るのが大きな看板。
そして左手に壁1面にに何か文字が。
ちょっと近づきます。
Helloから始まるメッセージが沢山描かれてました。
最後はHello, WWDC16。
ちなみに2階、3階にもありました。 2階。
3階。
会場にはセキュリティ犬もいました。「DO NOT PET」と書かれたワッペンと、クビにはスタッフ用のカード。名前は「K9 Chachi」。「写真撮っていい?」と聞くと、おすわりをしてくれました。
初日から参加できない人用のCheck-in場所がありました。
見ると結構列。
Appleの社員も同じ場所でCheck-inするらしく、スタッフ用のTシャツが。 ちなみに青色のTシャツにはEngineerと書かれていて、赤のTシャツにはStaffと書かれていました。
1階エスカレーター前には、「写真とかビデオとかAppleが撮影して使用するけど、同意するものとしてね」的なアナウンス。
2階にはカンパニーストアがあります。結構こじんまりしていて、週の前半は混み合ってました。
プライスリスト。ApplePayでも支払いできるようです。
WWDC2016限定Tシャツ。限定Tシャツは毎年売り切れるようで、早めにゲットするのがおすすめです。
ロゴアップ。
襟にはWWDC16。
気になるボディはAmerican Apparelでした。
これが有名なodwalla(オドワラ)のジュース(通称:小田原)。飲み放題。 スティーブ・ジョブズがカフェテリアに常備して飲んでたそうです。ちなみにスーパーでみたら3.5ドルぐらいしました。
オレンジ。
チョコレートプロテイン。アメリカっぽい。
各階にはお菓子やフルーツ、コーヒーなどが置いてあります。
大量のHARIBOO。石鹸っぽい味がしました。
コーヒータンクがたくさん。
SEATTLE BESTらしい。眠気覚ましに助かります。ノンカフェインもありました。
砂糖、マドラー、ミルクとか。大量のライムもあるけど何に使うかは謎でした。
ここにも大量の小田原。
アメリカっぽい、缶ジュース。
とある日の、ランチ。会場で配られるので無料。基本的に、サブウェイみたいなサンドイッチ、ちょっとした野菜、お菓子の3種類。毎日 ベジタブル、チキン、ビーフみたいにこちらも3種類が常備。
会場には至る所に休憩スーペースがあって、電源、有線LAN完備。皆思い思いに過ごしてました。週の後半は疲れも溜まっているのか寝ている人が多かったです。
{ Recharge Lounge }
{ Scholarship Lounge } 各国から審査に応募してAppleから招待された学生たち専用のラウンジ。ちなみにチケット、ホテル、飛行機、全部をAppleが出してくれるそうです。
Lab。様々なLabがあり、Appleのエンジニアに直接質問できます。
Developer Tools Lab。
その日のスケジュールが映しだされています。Hello app Jedi. がカッコいい
Labにあったフラッグ。わかるよ、わかるよ。
会場にはWi-Fiが飛んでいて、ネットワーク状況を映し出すモニタがありました。
SSIDとパスワード。フィードバックしてねと、メールアドレスも載ってました。
どれくらいの端末が接続されているがわかるヒートマップ。
ネットーワークINのグラフ。山が高いところが日中。ちなみにWi-Fiは結構遅かったです。
看板も無駄にとりました。 1階。
2階。
3階。
各セッション会場にあったスピーカー専用の入口案内。
ダウンロードゾーン。
2階の案内看板。部屋の名前などは全てサンフランシスコの地域名になっています。
Bash
最終日の前日にはApple主催のBashと言われるパーティーが19:00-22:00であります。Keynoteと同じ会場、ビル・グラハム・シビック・オーディトリウムで行われました。例年、屋外らしいのですが、今回は屋内。
18:30ぐらいに到着したけど、結構な列でした。
中に入ると、食べ物が準備されてました。
お酒も出ます。
前半はDJがプレイ。ちなみにDJ QBertという方らしいです。 http://djqbert.com/
常に何か食べ物が運ばれてきます。
食べ終わったお皿や、コップを回収する人も。
そして、いよいよコンサートが始まります。Keynoteでもおなじみのクレイグ・フェデリギがノリノリでアーティストを紹介します。
今年はGood Charlotte!
The Anthemという曲から始まりました。
The Young & The Hopeless
終始大盛り上がり。
帰りはモスコンセンターまでシャトルバスが出ます。
サプライズ
AppleからWWDC公式のアプリが提供されています。 参加者はこれでスケジュールなどを確認したり、Newsという項目でその日にあった出来事を見ることができます。 そこに載っちゃいました!おそらくState of the Unionを見ている時です。
そして、2日目のセッションの合間に、クレイグ・フェデリギに会い、写真を撮っていただきました。
おわりに
というわけで、WWDCの模様をお伝えしました!このブログを最終日のホテルで書いているのですが、日本に帰りたくない、来年もまた来たいという気持ちでいっぱいです。 日本に帰ってからはしばらくはセッションのビデオを見つつ、キャッチアップしたいと思います。
そして6/27(月)19:30からWWDCの報告会を行います。まだ何を話すか迷っているのですが、ぜひご参加ください!