日本語変換ソフトの「Baidu IME」とアンドロイドアプリの「Shimeji」はスパイウエアです。至急削除してください。
2016/6/19バイドゥ社より名誉毀損・業務妨害として削除申し立てがあったため、打ち消し線で修正対応しました。
本日、内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)が中央省庁に対して注意喚起を行っていたことがわかりました。また複数のセキュリティ関係機関からも注意喚起がなされています。
これによると、入力した文字がそっくりそのままインターネット上に送信されるとのことです。この振る舞いは「キーロガー」と呼ばれるIDやパスワードを窃取するスパイウエアと同様のもので非常に危険なものです。削除することを推奨します。
開発元の百度(Baidu)は「利用許諾をとっている」「故意によるものではなくバグ」との見解を示しております。しかしながら、過去に著作権関連を始め複数の不祥事を起こしていること、百度が中国企業であり中国体質であることを考慮すると、仮に事実だったとしても、百度(Baidu)の開発したソフトウエアは使用しないようにするべきでしょう。
ついでに言うと悪名高いhao123もBaiduが提供しています。
削除方法については次のページを参照するとわかりやすいと思います。
スパム?危険なBaidu IME(バイドゥ アイ・エム・イー)を削除しよう
同様の中国企業であるキングソフトのソフトウエアも利用を避けるべきだと考えます。代表的なソフトウエアに以下のものがあります。
特にLenovoのパソコンはこれらが全部入ってるので注意が必要です。
代替としては以下のIMEがあります。しかし設定によっては同様にインターネットに情報を送信するものがありますので、確認してください。
- MS IME (Windows標準のものです)
- Office IME 2010 (Officeが入っていれば誰でも無償で利用できます)
- Google IME
- Justsystem ATOK