宮原 一成(山口大学人文学部教授)ホームページ           June 11, 2016 更新

          授業やら研究やらに関する情報を載せています。
    というか、ほとんどそれしか載せていません。
    しかも大部分は "under construction" という体たらく。
    コンピュータの知識などろくに持ち合わせていないくせに、
    授業用資料をできるだけ載せたいと、蛮勇をふるって始めたページ
  なのですが、 著作権に絡みそうなものが思いのほか多くて、
  どこまでできることやら。

             


  1. 授業に関する情報

        平成28年度前期担当授業など出講表


        山口大学の学生さんへ (平成28年度前期のぶんの授業について)

        
       人文学部 「英米文学専攻4年生 卒論演習」(水曜3/4時限) 
     
        
      人文学部
    「英米文学演習(詩・劇)」(月曜9/10時限)  Macbeth
             台詞を音声データ(mp3)で聞くことができるサイト
                  ・Wired for Books (Ohio University) ... 朗読に近い(出演者3名)
                  ・Mr.Lord's Classroom online ... 効果音やBGMも入った演劇的な音声
             原文と現代英語訳の対訳サイト ... No Fear Shakespeare (Sparknotes; John Crowther氏による編訳)


         人文学部「英米文学特殊講義」(金曜1/2時限) 英詩の型と効果

                        中間試験(6月17日)に向けて、alliteration/consonance/assonance/internal rhymeをまとめて復習する。
                        *Microsoft PowerPoint資料を閲覧できるパソコンや端末で見てください。
             *ナレーションつきのPowerPointの自動スライドショーとして作成しました。

                資料1 …5月末に配付した6枚のプリントの内容を、音声付きプレゼンテーションでまとめたもの(46分間)
                                         (PowerPointが閲覧できない人向けに、「資料1」だけは動画版(wmv)も作ってみました。⇒ここ

               資料2 …プリント中の D. Thomasの詩 "A Refusal ..." における音の反復を解説。
               資料3 …プリント中の The Beatlesの歌 "I've Just ..."の歌詞における中間韻等を解説。


             以下は、同プリントで紹介した英語の歌や詩の朗読が聞ける Youtubeへのリンクです。
                歌1 … "Walk Out to Winter" (Aztec Camera)
               英詩 … "A Refusal to Mourn ..." (Dylan Thomas)
               歌2 … "I've Just Seen a Face" (The Beatles) 

               リンク切れがあったら、申し訳ない。

             *パソコンにマイクロソフトのPowerPointが搭載されていない、という人は、このリンクからPowerPoint Viewerという閲覧用アプリを入手することができます。


            
    共通教育
    「TOEIC準備」(月曜7/8時限、火曜5/6時限)

            人文科学研究科 「英米文学論(英語圏)」(火曜9/10時限)


       
        人文科学研究科 「英米文学論演習(英語圏20世紀以前)」(金曜9/10時限)





    研究に関する情報

      最近の刊行物 (最新3点)


        『VOA Special Englishで学ぶ大学英語入門』 大学用英語教科書(リーディング教材) (開文社出版、2011年2月)
                         
    *表紙のデザインが、出版社のサイトの写真とはちょっと違っています。


        『
    ワールド ブレイン ―H・G・ウェルズの「世界頭脳」』 大学用英語教科書(リーディング教材) (開文社出版、2009年2月)


        ウィリアム・ゴールディング著(宮原一成・吉田徹夫共訳)、『
    尖塔 ―ザ・スパイア―』(開文社出版、2006年5月)




      最近発表した論文・学会発表など (最新数点: タイトルしか掲載していないものもあります)

       「The Pyramidの非倫理的な読み手から学ぶ《読むことの倫理》」
             《『英語と英米文学』(山口大学)第50号(2015年12月): 1-18》   山口大学リポジトリ上の電子版はこちらから。
                                                       (「フルテキストURL」のリンクをクリックしてください。)


      
     書評: 阿部公彦氏の著書『善意と悪意の英文学史―語り手は読者をどのように愛してきたか』(東京大学出版会、2015年9月刊)
             《『図書新聞』 3234号(2015年12月12日): 4面》


       「The Curious Incident of the Dog in the Night-Timeの探偵が踏み込むポスト・ポストモダニズム」
             《『英文学研究 支部統合号』(日本英文学会)第7巻(2015年1月): 327-337》

       「William GoldingのThe Spireにおける読み手の自負と偏見」
             《『英語と英米文学』(山口大学)第47号(2012年12月): 45-61》   山口大学リポジトリ上の電子版はこちらから。
                                                       (「フルテキストURL」のリンクをクリックしてください。)

       「William GoldingのThe Paper Menを白紙から読む」
             《『The Kyushu Review』(「九州レヴュー」の会)第14号(2012年3月): 11-24》


       「『ケリー・ギャングの真実の歴史』におけるトマス・カーナウの真実の歴史」
             《『新世紀の英語文学 ―ブッカー賞総覧2001-2010』 高本孝子・池園宏・加藤洋介編(開文社出版、2011年10月)1-16頁に収録》


        「スピヴァクは読まれることができていたのか――特に日本において」 
    (研究ノート)
             
    《『英語と英米文学』(山口大学)第45号 (2010年12月): 103-127》     山口大学リポジトリ上の電子版はこちらから。
                                                       (「フルテキストURL」のリンクをクリックしてください。)

       "Why Now, Why Then?: Present-Tense Narration in Contemporary British and Commonwealth Novels"
             《
    Journal of Narrative Theory 39.2 (Summer 2009): 241-268》 Project MUSE 経由のアクセスはこちらへ。 
                                               ProQuestからもアクセスできます。


     研究上の関心事

         英文学・英語圏文学    その他文芸作品    
    学会・研究会活動  

     

     雑感。
  
 論文執筆のため集めていた文献を、ひとつひとつ本格的に読み始めた。先日ある論文を読んでいると、なぜかすらすら頭に入ってくる。これは書き方が上手な論文なのだな、いやいやこちらの理解力がいつの間にかレベルアップしたのかも、と思いつつ、メモを取りながら読み進める。読み終わって、メモをパソコンに入力する段になって、これは4ヶ月前に一度読んだ論文だったと気づく。おまけに、メモを取った箇所が4ヶ月前と寸分違わず同じ。嘆息するしかない54歳の冬。

  
 Mark Lewsohnのペンによるビートルズの伝記を、寝る前に読むのが日課となっている。文体に気負いが感じられて、鼻につくところも無いではないが、しかし圧倒的な情報量に圧倒されっぱなしである(←ひどいな私の文体も。人様にケチを付けてる場合ではないな)。
 伝記は三部作になる予定だそうだけど、今手にしている第一巻(2013年発行)だけでも英文800ページくらいある。それでまだビートルズがデビューシングルを出したところまでしか行かない。いやすごい情報量。
 私もいっぱしのビートルズ通のつもりだが、これまでまったく知らなかった事実だらけである。たとえば、トニー・シェリダンとのレコーディングの際、ピート・ベストはバスドラムをならすことを禁じられた、とか、ニール・アスピノールはピート・ベストの母親との間に子供をもうけてた、とか、ジョンとポールがはじめて出会ったとき、ポールが演奏してみせたのは「トウェンティ・フライト・ロック」だけではなかった(リトル・リチャードの物まねも披露し、むしろジョンはそちらに感じ入った)とか。ブライアン・エプスタインのレコード店に「マイ・ボニー」を買いに来たという、レイモンド・ジョーンズについても、ちゃんと追跡取材、事実を確かめている。
 ほらほら全国のビートルズマニアたち、読まずにいられなくなったでしょう。

 
 「雑魚師匠」なのか、「ザ・小師匠」なのか。























 
  山口大学
  山口大学人文学部
  山口大学図書館
  現役の英国・英連邦作家に関する情報のページ(ブリティッシュ・カウンシルが作成管理) 
  ケンブリッジ大学出版局のオンライン英英辞典
  昔の10ポンドって、今の何ポンド?貨幣価値の換算のページ (Lawrence H. Officer教授提供によるデータとシステム)

宮原へのメール : miyahara@yamaguchi-u.ac.jp まで。 (@は半角で打ち直してください)

※ このサイト作成にあたっては、フリーソフト「alphaEDIT」や、「0円のWEB素材屋さん」  、
  「風と樹と空とフリー素材」ゆんフリー写真素材集及び羽田野鮎美さん提供の素材を利用させていただきました。