こんにちは。
昨日は父の日でしたが、
皆さんのご家庭では親孝行しました？されました？
僕はこの間ブログで話したけれども
本日は休日出勤。昨日の夜から泊まりがけで
名古屋に行き、疲れた身体を引きづって、昼の
新幹線に乗って夜おそくに帰宅。んでもって明日は
いつもどおりの時刻に出勤。
日に日に身体の老化を感じるオッサンにとって
キツイキツイ。今月中にまとめて有給ぜってーとろう。
まぁそんな僕の愚痴はいいや。
たまたま電車に乗っていた時、目に入ってきた
こんな雑誌の表紙。
日本語と日本文化が世界を平和にする
なぜ日本人は毎年ノーベル賞をとれるのか
よくもまぁここまで臆面もなく自分たち
日本人はすごい！といえるもんだなと呆れてます。
筋肉少女帯の「日本印度化計画」よりも
本気でこの記事を受け取っていたら笑い話にもなりません。
最近はテレビでも
「こんな海外にいる日本人！」みたいな番組が増えてきて
僕自身、かなりうんざりしているんだけども考えてみたら
あの手の番組って国の経済や政治事情が思わしくない
外国にわざわざ出向き、そこで現地のために
長年活動している日本人をフィーチャーするというのが
基本構成になっていいます。だけどもこういうのが
ウケるっていうのは僕らの心の奥底に
先進国で暮らしている俺達日本人の仲間が
あなた達みたいな貧乏で政治が不安定な
国のために活動していることをありがたく思え！
日本よりも劣る国で活動する日本人たちは
私たちの代表＝俺達日本人はスゴイ！
などといった差別意識があるからじゃないのかと
僕は思っています。どうでもいいCMにクレーム
つけるんだったらこういう番組のぜひこそを問えよ！と
いいたくなるんだけどね。
このような雑誌やテレビなどの
「日本人フィーチャー」特集が
それなりに売れているのだとしたら、
この国はほんとに不景気なんだなぁと
僕は思うのです。日本が好景気だった80年代
僕らは「経済」に対して自身、誇りをもっていました。
「経済大国ニッポン」という響きには
子どもだった僕もなんとなくだけど
「自分も経済大国の一員。つまりお金持ち」なんだなと
思っていた時期もあったりしました。たぶん多くの
大人達もそうだったんでしょう。
だけど90年代になってから
この日本の経済＝日本人の誇りの拠り所はどん底で
いまもって低迷。経済に誇りを持てなくなった現在、
次にこの国の歴史や文化というモノに
自分の自信の根拠を求める人が増えているように
思えてなりませんが、くだらねぇ。
そんな他人のふんどしで相撲をとるような人生なんて
まっぴらごめんっていうやつです。だから現在の政府や
保守を名乗る人たちが語る
「この国に自信が持てる」といった言説が
俺は大ッキライ。
こういう馬鹿な人が「日本人を褒めろ病」を
世間に広めてこの国の足を引っ張っているのが
本当に腹立たしい。
あらためて考えてみたら、僕の学生時代っていうのは
そういった空気との闘いでした。
他人に同化する仲間意識より、
どこにも交わる事のない自分の芯が欲しかった。
他人に寄りかかる事で得られる自分への
自信よりも、誰とも違うことのできる自分を手にしたかった。
現在でもその欲求は滾っており、未だ手放せません。
自他ともに認める
「いい年した中二病」です。
だけど。
自分のプライドのために他人を貶めたり
他人の成功や功績をに同化させて自分の
プライドを保ったり、歴史を自分の都合のいいように
捏造したりしなきゃ自分を保てない人たちよりはマシだ。
今後もブレることなく中二病でありたい。
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中二病あるある [ 円卓会議 ] |
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「お前ら、病んでるぜ」