「クーデターでもなくて、作戦でもなかった。セヌリ党がまた魅力を持つには必要な措置だと考えた」。
セヌリ党の非常対策委員イム・ユンソン弁護士(38)は17日、劉承ミン(ユ・スンミン)議員の復党決定について「当然、異見はあると考えたが、党と国のためという信念で悩んで出した決定だった」と述べた。イム弁護士は3日、最初の非常対策委会議で「セヌリ党は魅力のない異性であり、どこにも使えない男」という発言をして話題になった。イム弁護士は「復党決定は極めて民主的な手続きに基づくものだ」とも強調した。イム弁護士は「(1)きょう決定・(2)来週決定」「(1)一括復党(2)個別復党」を決める2回の無記名投票で開票委員を務めた。
--投票の過程はどうだったのか。
「2回とも(1)が6票(11票の過半)になった時、開票を中断し、金熙玉(キム・ヒオク)非常対策委員長が確認した。委員長は時間を置いて議論しようという立場だったが、自分の意見と違う方向に向かっても最後まで会議を主宰した。敬意を抱く」
--金委員長が去就を悩む理由は。
「青瓦台(チョンワデ、大統領府)が問題視したためという話があるが、私はそう思わない。自分の考えとは違う方向へ進む状況であることを知りながらも党と国のための忠心というものを感じて会議場を最後まで守った。議決があった後、『議論の過程で犯罪という表現を使ったのは生涯法曹人として生きた私にはひどく侮辱的だ』(鄭鎮碩院内代表が表決決定過程でした発言)という言葉で怒りを表したりもしたが、手続きが終わってから怒ったというのは、結果を受け入れる気持ちがあったということではないだろうか」
--雰囲気はどうか。
「序盤から予想以上に多くの方が早期復党に賛成する意見を出したことに驚いた。何が党のために正しいのか、政権再創出に役立つかを悩みながら意見を出す姿だった」
--このように波紋が広がるとは考えていなかったのか。
「予想はしていた。それでも決めたのは与党としての面目を保ち、多様性を抱こうという趣旨だった。与党は国民に合わせていくべきであり、『自分たち』を叫ぶところではない」
--外部非常対策委員が過度に世論を意識したという批判もある。
「もし周囲を気にしていれば、むしろ次期指導部が決めるはずだ。しかしどっちみち党内で解決できないので、私たちが来たのではないのか。使命感と責任感があった。非常対策委で外部委員は挙手機ではない」
--どのように収拾するべきだと思うか。
「外部委員が非常対策委に参加した理由はセヌリ党に対する愛情のためだ。外部委員が含まれた非常対策委の決定まで無視すれば、セヌリ党は統合の意志がない党として映らないか心配だ」(2012年大統領選挙当時に朴槿恵大統領候補の秘書室長を務めたイ・ハクジェ非常対策委員は復党決定について「統合のエネルギーが朴槿恵政権の成功に基礎になることを願う気持ちだった」と強調した)
セヌリ党の非常対策委員イム・ユンソン弁護士(38)は17日、劉承ミン(ユ・スンミン)議員の復党決定について「当然、異見はあると考えたが、党と国のためという信念で悩んで出した決定だった」と述べた。イム弁護士は3日、最初の非常対策委会議で「セヌリ党は魅力のない異性であり、どこにも使えない男」という発言をして話題になった。イム弁護士は「復党決定は極めて民主的な手続きに基づくものだ」とも強調した。イム弁護士は「(1)きょう決定・(2)来週決定」「(1)一括復党(2)個別復党」を決める2回の無記名投票で開票委員を務めた。
--投票の過程はどうだったのか。
「2回とも(1)が6票(11票の過半)になった時、開票を中断し、金熙玉(キム・ヒオク)非常対策委員長が確認した。委員長は時間を置いて議論しようという立場だったが、自分の意見と違う方向に向かっても最後まで会議を主宰した。敬意を抱く」
--金委員長が去就を悩む理由は。
「青瓦台(チョンワデ、大統領府)が問題視したためという話があるが、私はそう思わない。自分の考えとは違う方向へ進む状況であることを知りながらも党と国のための忠心というものを感じて会議場を最後まで守った。議決があった後、『議論の過程で犯罪という表現を使ったのは生涯法曹人として生きた私にはひどく侮辱的だ』(鄭鎮碩院内代表が表決決定過程でした発言)という言葉で怒りを表したりもしたが、手続きが終わってから怒ったというのは、結果を受け入れる気持ちがあったということではないだろうか」
--雰囲気はどうか。
「序盤から予想以上に多くの方が早期復党に賛成する意見を出したことに驚いた。何が党のために正しいのか、政権再創出に役立つかを悩みながら意見を出す姿だった」
--このように波紋が広がるとは考えていなかったのか。
「予想はしていた。それでも決めたのは与党としての面目を保ち、多様性を抱こうという趣旨だった。与党は国民に合わせていくべきであり、『自分たち』を叫ぶところではない」
--外部非常対策委員が過度に世論を意識したという批判もある。
「もし周囲を気にしていれば、むしろ次期指導部が決めるはずだ。しかしどっちみち党内で解決できないので、私たちが来たのではないのか。使命感と責任感があった。非常対策委で外部委員は挙手機ではない」
--どのように収拾するべきだと思うか。
「外部委員が非常対策委に参加した理由はセヌリ党に対する愛情のためだ。外部委員が含まれた非常対策委の決定まで無視すれば、セヌリ党は統合の意志がない党として映らないか心配だ」(2012年大統領選挙当時に朴槿恵大統領候補の秘書室長を務めたイ・ハクジェ非常対策委員は復党決定について「統合のエネルギーが朴槿恵政権の成功に基礎になることを願う気持ちだった」と強調した)