2016.6.19 12:10

オーパーツの一つ「アンティキティラ島の機械」の謎がついに解明される!







アンティキティラ島の機械について

アンティキティラ島の機械は古代ギリシアの歯車式機械。
1901年にアンティキティラの沈没船(英語版)から回収されたが、その複雑さや重要性は何十年もの間気づかれることがなかった。紀元前150 - 100年に製作されたと考えられており、同様な複雑さを持った技術工芸品は、その1000年後まで現れることはなかった。

フランスの海洋学者ジャック=イヴ・クストーは1978年に最後に沈没船を訪れているが、「アンティキティラ島の機械」の残りの部分を発見するには至らなかった。アンティキティラ島の機械に関する最新の研究を指導しているカーディフ大学のマイケル・エドマンド教授は「この装置はこの種のものとしては抜きん出ている。デザインは美しく、天文学から見ても非常に正確に出来ている。機械の作りにはただ驚嘆させられるばかりだ。これを作った者は恐ろしく丁寧な仕事をした。歴史的にまた希少価値から見て、私はこの機械はモナ・リザよりも価値があると言わねばならない」としている。

実物はアテネ国立考古学博物館の青銅器時代区画にデレク・デ・ソーラ・プライスによる復元品と共に展示されている。その他の復元品は米国モンタナ州ボーズマンのアメリカ計算機博物館、マンハッタン子供博物館に収められている。

(詳しくはWikipediaへ)


The world’s oldest computer is still revealing its secrets
https://www.washingtonpost.com/news/speaking-of-science/
wp/2016/06/14/the-worlds-oldest-computer-is-still-revealing-its-secrets/

1466304574240

(記事によると)

世界最古のコンピューターと呼ばれている「アンティキティラ島の機械」の謎が解明された。
X線検査や画像解析技術の進歩でこの機械の表面に3000以上の文字が書かれていることが分かった。

13_m
2016y06m19d_113802082
2016y06m19d_113803546


調査で分かったのは「クランクを回す」ことで日食や月食が起こる時期を予測可能で天体運行を調べる機械だった。なんと閏年すら計算出来たという。

そして閏年の年には「オリンピック」と書かれている文字が現れることから「オリンピックの年を計算する機械」だったことが分かった。

現代の技術で復刻するとこのような形になるという再現映像も作られた。

20_m
19_m
17_m


ただし2100年前にこのような高度な技術があったにもかかわらずそれが伝わっていない理由については未解明である。







- この話題に対する反応 -




・古代ギリシア凄すぎ。自分たちが最先端だと考えるのは、ただの思い上がりだと知らせてくれる。

・3D再現を見る限り、完全にこれアウトオブプレイスアーティファクツじゃないですかー

・アンティキティラ島の機械は2000年前の時計だった?
なんでこの技術が滅んじゃったんだろう?

・オーパーツだと思っていたら正体が解明されてましたが、解明されてもオーパーツと呼んで良さそうなものですね。













ただの魚の模型だったこっちと違って解明してもオーパーツと呼べそう


20150707-01




この高度な技術が誰に伝わらなかった理由が解明される日はくるのか