2016-06-19

本気のトマトスパゲッティ

http://anond.hatelabo.jp/20160619131745

シンプルトマトスパゲッティって人を魅了する。

初めてアルポルトの片岡シェフの作り方を真似て、これほど美味いトマトパスタってないと思った。

それ以来、ずっとトマトパスタを愛して探求し続けてきた気がする。

トマトチーズバジルを使ったけど美味しくないという増田が居たので、

まらずに増田を書き始めてしまった。

もし、お店っぽいトマトパスタを食べてみたければ、ぜひ試してほしい。

材料シンプル

トマトホール缶詰、ニンニクオリーブオイル鷹の爪、塩、バジル

ねぎを入れる人もいるけど、分量調整が難しくなるので、俺は入れない。

トマトホール缶は、もし入手できるならポモドリーニ(ミニトマトの水煮)が抜群に美味しいし、

パスタバリラポポロスパ(樹脂製のダイスでひねり出したもの)が茹でるの簡単で良い。

で、ここから作り方。

フライパンオリーブオイルを大さじ3入れる。

エキストラバージンオイルよりも。ピュアオリーブオイルがあればそちらがいい。

もっと言うと本当はグレープシードオイルの方がいい。でも、無ければ、なんでも良い。

で、ニンニク2かけ。

トマトソース場合はみじん切りじゃなくて、半割りにしたものの芯を抜いて潰したものが良いと思う。

ニンニクを入れたら、弱火にしてフライパンを傾け、油溜まりの中で低温で10ー15分くらいじっくり揚げ焼きにしていく。

ニンニクの表面が美味しそうなキツネ色になってきたら鷹の爪1本を入れる。

鷹の爪の種は抜いて半分にちぎっておいてね。

鷹の爪を入れたら、一気に強火にする。

油の温度があがって、ニンニクちょっと焦げそうだなー、唐辛子も黒くなりそうだなーってなってきたらトマトホール缶。

手で潰しながら入れたり、ザルをかませて軽く裏ごししながら入れると後が楽。

トマト缶を入れたら、その後はずっと強火。

イタリア人曰く、トマトは強火じゃないと香りが立たないし、酸味が良い感じに飛ばない。だそうです。

で、トマトを潰しながら強火のまま3−5分。トマトの水分をしっかり飛ばしていく。塩はまだ入れない。

水分が飛んでトマトソースっぽくなってきたなー。ってなったら火を止める。

フライパンに蓋をして、そのまま1時間、放っておく。(塩はまだ入れないからね)

〜〜1時間経過〜〜〜

時間経ったら、水の分量を測って、お湯を沸かそう。

お湯が沸いたら、水の分量の3%の塩を入れよう。

3%ってかなり濃いけど、それが適量。

食べたい分量のパスタ(一人前80gー180gくらいかな)を入れて、表示時間の1分半、少な目にゆでる。

ゆで上がる1−2分前にフライパンソースに火を入れて沸騰させる。

この時に水分飛びすぎてたら、少しゆで汁を入れる。

パスタがゆで上がったら、フライパンに入れて、フライパンの火を止めてよく和える。

味見して塩味足りなければ、塩を調整する。ここでバリバリに硬かったら、もう一度火を入れて振るう。

塩はちょうどいいけど、まだまだ硬い!みたいな時は(ゆで汁じゃなくて)水を入れて振るう。

最後に、大さじ1ほどエキストラバージンオイルをかけて、よく混ぜる。

皿に盛りバジルを千切って上からかけたら完成。お好みでチーズ胡椒をかけるのも良いよね。

ポイントパスタを茹でる塩だけで塩分入れていくことと、ソース作ってから時間置くこと。

最初は「あれ?ちょっと薄い」みたいになるんだけど、食べ進めていくうちに、ちょうど良くなるのを目指す。

ソースも1時間置くと、酸味がマイルドになって、レストランっぽい仕上がりになるよ。

かなりプロっぽく美味しく仕上がるので試してみて。

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