大学一年生のときに、ホリエモンのブログで、1000冊のなかでも最もオススメされてるのを見て買いました。
Amazonでも、レビューが多くて、評価も良いみたいです 。
とにかく、内容がやさしくて、経済素人の私にもわかりやすかったです!
「現実に経済の議論をするとき、我々はマネーの種類をM1、M2、M3と分けるんですが、これはM100まででもM200まででも作れるんです。M1っていうのは現金です。M2ってのは預金まで。M3になると今度は貯蓄性の預金が入ってくる。」
すごく基本的なことなんですが、公定歩合を引き下げるとか引き上げるとかって日銀が発表しますよね。あれとは違うんですか?
いえ、違ってませんよ。金利というのはある程度人為的に変えることもできるわけです。どうするかというとお金の量を調整するわけです。それが中央銀行の役目です。もしも中央銀行が何もしなかったら、株価が下がれば金利が上がるということです。日本銀行が無理やり金利をコントロールして、金利を下げたら株価が上がります。
終始こんな調子で、基本的なことを固めながら、話が進んでいくんです。
しかも、その書き方がいかにも平明で、頭にするすると入ってくるので、つっかかることなく最後まで読めました。
あとあと、マクロ経済を勉強していくときに、この本に立ち返って、パラパラ読み直してたのを思い出します。
だいたい経済の本って、読み返す気が起きないんですけど、唯一この本だけが例外ですね。
すっごくオススメです。