水路に流された男性が死亡 鹿児島 曽於

水路に流された男性が死亡 鹿児島 曽於
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19日午前8時半ごろ、鹿児島県曽於市で74歳の男性が大雨で水かさが増した農業用の水路に流され、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
死亡したのは曽於市末吉町深川の農業、村留歳久さん(74)です。
警察によりますと、村留さんは19日朝、田んぼに水を引きこんでいる水路の様子を見に行くと言って自宅を出ましたが、時間がたっても戻らないため、妻がおよそ1時間半後の午前8時半ごろに様子を見に行くと、水路の中に落ちていたということです。
村留さんは病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。
曽於市では19日午前8時前までの1時間に、58ミリの非常に激しい雨が降り、現場の水路は水かさが増していたということです。
水路は幅が5メートルほどで、村留さんは見つかった時、体をロープで近くの木につないだ状態だったということです。
警察は命綱をつけて水路のせきを開ける作業をしていて転落したとみて調べています。