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指原時代！史上初連覇、２４万票、Ｖ３

2016年6月19日

　連覇を果たしトロフィーを高々と掲げる指原莉乃（右）。左は２位の渡辺麻友（撮影・堀内翔）

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　「スキャンダル成金と思われても、あっちゃん、優子ちゃんと違って企画ものと思われても仕方ない。たたかれたらホコリしか出ません。だけど、ファンとの絆は熱いと思ってます」。２月に祖父を亡くしたと明かし「この場に立ってること、喜んでくれてると思います」と胸を張った。

　ライバルと名指しした渡辺を６万７０００票以上引き離す圧勝。背中を押したのは初代女王からのひと言だった。昨年末、テレビ番組で前田と対談。総選挙出馬にためらいを隠せずにいると「絶対に出た方がいい。もう１回、１位を取れたら伝説になるわけじゃん」とハッパをかけられた。

　指原が立候補届を正式に提出すると、前田はインスタグラムにＡＫＢ時代の指原とのツーショットを掲載、“無言のエール”を送った。開票目前の本紙インタビューでも「１位は指原じゃないと困る。（指原センターの）『恋するフォーチュンクッキー』のような名曲が生まれてくれたらもう１回、ＡＫＢが盛り上がるなって」と激白。元絶対エースの期待に、見事に応えた。

　終演後の会見では「あっちゃんからはボイスメッセージで『花束を届けられなくてゴメンね。おめでとう』と言ってもらえました」とうれしそうに報告。「できれば３連覇、４連覇と続けていければ」－王道ではないにせよ、『絶対エース』の称号を受け継ぐ指原時代が到来した。

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