酒気帯び運転の疑いで警察官2人を逮捕 北海道

酒気帯び運転の疑いで警察官2人を逮捕 北海道
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北海道の警察署に所属する巡査2人が19日朝、帯広市内で酒気帯びで車を運転したとして逮捕されました。2人はバーベキューの帰りに事故を起こして走り去り、その後、ナンバープレートがなくなっていることに気付いて車で捜していたということで、警察がいきさつなどを調べています。
逮捕されたのは、いずれも北海道の帯広警察署に所属する巡査の大高一勢容疑者(20)と友田圭寿馬容疑者(20)で、19日朝、帯広市内でそれぞれ酒気帯びで車を運転した疑いが持たれています。
警察によりますと、2人は18日夜、友人とバーベキューやカラオケをして酒を飲み、19日明け方になって、大高巡査が運転する車で帰宅する途中、車に衝突しましたが、そのまま走り去っていました。事故の相手にけがはありませんでした。
2人はその後、ナンバープレートがなくなっていることに気付き、酒気帯びのまま、それぞれ車を運転して捜していたということです。
調べに対して2人とも酒気帯び運転を認め、「弁解することは何もない」などと供述しているということです。
警察は飲酒の状況や、事故を起こして走り去ったいきさつについて調べています。
北海道警察本部の白井弘光監察官室長は「官民を挙げて飲酒運転の撲滅に取り組むなか、重大な事案を起こし深くおわびします。厳正に対処し再発防止に努めます」とコメントしています。