【WWE】11年ぶり参戦TAJIRI「ビンス会長のワナ」に疑心暗鬼
2016年06月18日 16時00分
ビンス会長のワナなのか。約11年ぶりにWWE参戦が決まったTAJIRI(45=W―1)が、疑心暗鬼になっている。
TAJIRIは飯伏幸太(34)らとともに「クルーザー級クラシック・トーナメント」(23日からフロリダ州オーランドで開催)に参戦。WWEクルーザー級王座を3度戴冠、世界タッグ王座も奪取しているホンモノの“メジャーリーガー”とあって、レジェンド待遇の招聘となった。しかしなぜか表情は暗い。
「呼ばれた理由が分からない。メンバーはほとんど知らないし、若くてこれから大金を稼いでビッグになってやるという若者ばかりでしょ。そういう連中から狙われるんだ、嫌われるんだ。そうに違いない。ああ…」と頭を抱える。
元来が疑い深い性格とはいえ「事実は数人のトップしか知らない会社。陰謀かもしれない」とビンス・マクマホン会長(70)の謀略説まで訴える始末だ。
それでもベテランにはベテランの意地がある。「出るからには昔なりのクルーザー級の面白さを伝えようかなと。世界中で数千万人が見る大舞台ですしね。孤立無援ですが(優勝を)狙います」と独特の不気味な眼光を放ちながらVを誓った。
「もう45歳だし、ここらで最後の花火をブチ上げましょうか」とTAJIRI。心に疑念を抱きながらも“世界のバズソーキック”が久々にWWEマットで爆発しそうだ。
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