30歳過ぎたいい年こいたオッサンが一念発起して司法書士みたいな難易度高い資格に挑戦しようとしているのを見ると思わず
「そのエネルギーを他に向けたほうがいいんじゃないかな」
と言いたくなってしまいます。
中年になると実務経験のない資格をとってもあまり意味はないような気はしますが、そんなこともないです。
難易度低めの資格でも転職しようとする業種によっては持ってて有利な資格も結構あります。
中年になって経験がなくても採用されやすい職種と言えばビルメン等の施設管理やガソリンスタンド等ですね。
特にビルメンは場所にもよりますが楽なところはヒマすぎてどうしようもないくらい楽なのでマッタリ働きたい人には人気です。
ではビルメンになるために取っておいた方がいい資格は何なのかというと、よく3種の神器と言われるアレです。
・第二種電気工事士
・危険物乙四
・二級ボイラー技士
これに三種冷凍機械責任者を加えて4種の神器とも言われますが、冷凍機械はそこまで必須でもないので余裕があったら、もしくは就職してからでいいと思います。
第二種電気工事士
第二種電気工事士の資格は回路を作製する実技試験もあるので、この3つの中では一番面倒というか難易度が高いと思います。
工具や材料を買ってある程度練習しないといけないですからね。
僕は大人になってから独学でこの資格をとりましたが実技は一度落ちて(焦って結線ミス)、翌年また受けて合格しました。
筆記は過去問を数年分やれば受かるレベルです。
危険物乙四
ガソリンスタンドで働く場合も有利で難易度も低く、試験も頻繁にやってるのでサクっと取っておきましょう。
過去問だけやっとけば十分です。
二級ボイラー技士
これも筆記試験は過去問やっとけば普通に受かるんですが実技講習をうけないと免許が発行されません。
実技講習は平日3日連続で出席する必要があったりするので働きながらの取得はちょっと厳しいですね。
現在は本格的なボイラーが少なくなってきて簡易ボイラーが増えたので、新しい施設で働く場合はそこまで重視しないかもしれません。
あと、どの業種でもある程度のIT知識があってパソコンが使えると重宝されるので
ITパスポート(旧初級シスアド)
は持っていると多少IT性をアピールできます。
情報処理系の分野が好きな人にはそれほどの難易度でもないのですが、苦手な人には結構難しいと思うので、そういう方はMOUS(MOS)のワードやエクセルのスペシャリスト(基本的な操作レベル)を取得しておくだけでも十分だと思います。
宝の持ち腐れにならないように、どうせなら難易度そこそこで実用性の高い資格を取っておきたいですよね。