僕は人に笑われたり、馬鹿にされることが良くあります。
この記事を読むと、笑われなくなるということはありませんが、少なからず楽になって貰おうという気持ちで書くつもりです。
僕の場合、家庭環境があまり良くなかったこともあり、悪い意味で常識がないのです。
そのことで周りから自分の行動に関してよく批判を受けることが多く、それを解消したくて人に気に入られるような行動をとろうとするのですが、元来常識がないので周りからは不自然に思われ「何を考えているのか分かりずらい」という扱いを受けることもしばしばです。
そして、そのことで自己嫌悪に陥ることもしばしばあります。
そもそも、自分に嘘をついて無理に生きるということは良い事なのでしょうか?
僕の場合原因が幼少期にあるようです。
親に甘えることが出来なかった人間は性格が曲がるー何故馬鹿にされるのか考えるー
親に甘えるということは大切です。
甘えさせてもらえるというのは子供の特権でもあります。
それを何らかの原因で出来なかった子供は大人になってヒステリーになったり、いつもイライラした人になるようです。
残念ながら、これは普段「いい子」を続けている人にも当てはまります。
甘えるという経験をしてこなかった人は、周りの人間によく見てもらいたいという欲求が働きます。
これは何故かというと、他人は親と違って無償の愛を提供する存在ではないからです。
無償の愛を提供する存在は親だけです。
なので、他人に対して親にするようなコミュニケーションの取り方をする人はいませんよね?
それは、他人に親にするような甘えた対応をすると嫌われるからです。
だから、人は仮面をかぶりいい子の振りをします。
ここで問題になるのは、子供のころ親に甘えられなかった人は精神的に甘える心を満たせていないので他人に依存しようという欲求も人一倍強いということ。
これが心の中でおおきな葛藤を産み、「僕は人には甘えないし、依存しない、常識ある人間なんだ!」という思いもある反面、心の奥底で「誰かに甘えたい、愛されたい」という欲求が頭をもたげます。
そして大抵の人は「常識ある人間」であろうとし、心の奥底の欲求を封殺するのでいつも「イライラした人間」になるという訳です。
いつもイライラしている人間というのは、人に笑われるし、陰口もたたかれます。
大切なのは自分もそういう人間だということを自覚すること。心の欲求に気付いてあげることだと思います。
このことが僕は出来ていなかったのです。
イチローの哲学ー笑われてもやるー
イチロー選手は日米通算でそれまでピート・ローズ選手が持っていた歴代1位のヒット数4256本の記録を塗り替えました。
しかし、残念なことにこの記録には賛否があり「あくまでメジャーリーグでの記録こそ重要で、日米通算で達成した記録は記録ではない」という意見もあるよう。
しかもピート・ローズ選手自信もイチローの記録には否定的な意見を持っています。
このことに関しイチロー選手は、何かに挑戦するときはいつも笑われてきたとコメント。
具体的には、少年時代野球にのめり込むあまり、近所の人から「将来はプロ野球選手でも目指しているのか?」と笑われ、日本でプロになってからメジャーリーグ挑戦の時アメリカで首位打者になるといった時も周りから無理だと笑われたそうです。
あの偉大な選手イチローさんにも、人から笑われるようなことがあるというのは驚きですよね。
大切なのは自分の気持ちに気付いて実践すること。
自分が正しいと思うことを貫くことであって、周りから笑われることは貫いてしまえば評価に変わってしまうということなんですね。
僕は人の評価を気にし過ぎているんでしょうね!
まとめ
人に批判されるのも、笑われるのも慣れませんが何とか生きてます。
親の愛情を受けて無いと感じている人は読んどいたほうがいいと思うんで紹介します。
今までいい子ちゃんを続けてきた人にはショックかもね。