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 神戸市の六甲山で、光るキノコ「シイノトモシビタケ」が現れ、幻想的な光を放っている(34秒露光)。高さ数センチで、湿度の高い梅雨時期に、生えては枯れるというサイクルを数日間で繰り返す。神戸市立森林植物園によると、細胞内にある発光物質の働きで光るとされているが、光る目的ははっきりとは分かっていないという。紀伊半島や九州地方などの限られた場所にも自生している。(水野義則)