少子化と性行為経験率って何の関係があるのでしょうか

経験がないという事はそれが良いか悪いかの判断もできない、という事です。

男女でお付き合い、結婚する目的には気兼ねなく愛するパートナーとセックスできる事は多分に含まれていると思います。
しかしセックスした事がなければ、セックスしたいとパートナーを探す強い意思は持たないでしょう。

パートナーを探さないなら、カップルができる可能性も低く、強制的な許嫁なんかの制度も無くなっている現代で結婚なんてほど遠い世界であり、結果子供ができる余地なんてある訳がないのです。

故に性行為経験率と少子化はそれなりの因果関係はあると思いますよ。

婚姻関係にある子供の数は、１９７０年から
あまり変化していません。

１９７０年　２，２０　であったのが
２０１２年　２，０９　です。

つまり、日本の少子化の主な原因は婚姻の減少に
あるのです。

性行為経験者数が減れば、子供の数も減るかも
知れませんが、それはあまり関係ないと
思われます。

と、いうことでポスト紙の指摘は的外れのように
思います。

＞処女・童貞率はたまにニュースになりますけど、少子化と何の関係があるのでしょうか？

ま、単純にセックスしなきゃ子供はできませんよね。もちろんコンドームやピルでバースコントロールは可能ではありますけどね。
アメリカの心理学者の調査によると、男女とも26歳までにセックスに至る恋人を作る経験をしないと結婚できる可能性が低くなってしまうそうです。「アメリカでそうだから日本でも同じ」と単純比較はできませんが、アメリカ人からするとその調査を踏まえた上での検証ということにはなるでしょうね。
アメリカの結婚習慣については分かりませんが、日本のお見合いのようなシステムは聞いたことがないので、「ある程度の年齢までに自分の力でパートナーを作る能力を身につけないと結婚もできないだろ？」って心配をしているのではないかなと思いますね。日本の婚活のようなシステムは根が狩猟民族の欧米人にはとても奇妙に写るかもしれませんね。「なぜパートナーを見つけるのに他人の力を借りるんだ？」って。

私が少し憂慮しているのは、今の若い人たちに異性との関係を築くのに全く苦労しないリア充層と、恋人どころか口を利く異性さえいない孤独層の二極化がこの業界でも見られることです。男性に縁のない女性が49％で、女性に縁のない男性が61％なら、残りの39％の男性が51％の女性とお付き合いしているということであり、ってことは乱暴な計算をすれば12％の男性が2人の女性とお付き合いしているってことですものね。