この本は、飼い主が理解できない犬の気持ちを、犬のしつけ教室を開催している三浦さんに説明を受けて理解できるようになる実話をもとにした漫画となっています。
理解できない犬の気持ち!縁側から離れない?
二世帯住宅で、二階に親子が住んでいて、一階に祖父母が住んでいる家族がいました。しかし、一階に住んでいる祖母が亡くなってから、祖父が家族の反対を押し切って大型犬を飼い始めたのです。
家族には、迷惑をかけないと言って、祖父一人で散歩やしつけをしていました。そして祖父は毎日、縁側で犬に祖母の思い出話を語りかけていました。しかし、祖父も病気で突然亡くなってしまい、犬は祖父が亡くなっていまい悲しい顔で葬儀を見つめていたのです。そんなある日、家族は一階を改築しようとして、犬が縁側にいるのをどかそうとしたら、噛み付かれてしまったのです!
その後も、縁側でくつろいでいる犬を散歩に連れて行こうとしたら、再び噛み付かれてしまいました。困り果てた家族は犬のしつけ教室をしていた三浦さんに相談をする事になったのです。なぜ犬を縁側から動かそうとすると、噛み付くようになったのか?三浦さんから、その原因を教えてもらい家族は涙を流すのです。
NPO法人ワンワンパーティクラブ
この本で紹介されていたNPO法人です。愛犬家の交流や、愛犬のしつけなどが行われているので、興味のある方はご覧になってください。
理解できない犬の気持ち!いつもうなる犬?
子供のいない夫婦が、可愛い子犬を買いました。ご飯をあげると、子犬はうなりながら、ご飯を食べていました。夫婦は、そんな子犬を誰かに取られると思っているから、うなっているんだろうと思っていたのです。しかし、子犬が成長するにつれて、ご飯をあげようとする時や、話しかけるだけでも犬がうなるようになっていきました。
夫婦はしだいに犬とあまりかかわり合わないように、犬とスキンシップをとらないようにしたのです。しかし、いつまでもこのままではいけないと思って、三浦さんに相談をする事になります。三浦さんが犬を見た時に、犬がうなりながら、しっぽを振っている事に気付いたのです。
三浦さんは、犬がなぜ、いつもうなっているのか説明をしてくれました。その時になって、夫婦は犬の気持ちが分からない自分たちを責めたのです。それ以来、夫婦は犬とスキンシップを取るようになって、犬と一緒に幸せな生活を送るようになれました。
犬や猫の気持ちを理解する必要性!
私がこの本を読んで思った事は、犬や猫をペットではなくて対等な家族の一員と思わないと駄目だなと感じました。私が飼っていた猫はよく家電製品のコードをかんでしまい、このままでは感電死をしてしまうと思って、実家の親に見てもらう事にしました。それから毎月一回は会いに行ってるのですが、もっと犬や猫の気持ちを人間は理解しなければいけないなと思い知りましたね。
この本を読めば、今よりも犬の気持ちがよく分かって、理解しようとする事がいかに大切か皆さんも分かるようになるでしょう。
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