6月16日、映画『超高速!参勤交代 リターンズ』完成報告会見が都内で行われ、佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、柄本時生、六角精児、陣内孝則、西村雅彦、菊千代(猿)、本木克英監督が登壇した。
2014年に大ヒットした『超高速!参勤交代』、前作では江戸への参勤を成し遂げた湯長谷藩だが、参勤交代は江戸から藩に帰って完結する。今回の映画『超高速!参勤交代 リターンズ』では、江戸から故郷を目指し湯長谷藩へ戻る際に起きる一揆から巻き起こる痛快歴史エンターテインメント超大作。
佐々木蔵之介さんは「前作のクランクインも今作のクランクインも雨で、今日も雨かなと思っていたら、なんとか大丈夫でした。よろしくお願いします。」と挨拶すると、深田恭子さんは「行きは参勤、帰りは交代ということで、いわきでも撮影できて良かったです。コメディもアクションもパワーアップしていますのでよろしくお願いします。」と挨拶。
伊原剛志さんは「帰りもあるということをすっかり忘れていました。楽しみながらやらせていただきました。」、西村雅彦さんは「毎日お仕事ご苦労様です、たまには体もいたわってください。」、寺脇康文さんは「露天風呂でのお色気シーンもあるのでよろしくお願いします。」、六角精児さんは「この前撮影とは関係なくいわきに行って改めていい場所だなと思いました。そんな素敵な場所が舞台になっている作品に出られて光栄です。」、柄本時生さんは「続編にも参加できて嬉しいです!」、陣内孝則さんは「日本を代表する皆さんと再びご一緒できて光栄です。若い頃ルックスだけで売れてしまったので、今俳優として伸びている気がします。」とそれぞれ挨拶。
本木克英監督は「前作がまさかの大ヒットで、調子に乗って続編を作っちゃいました。とても楽しいものになっているとおもいます。」と話した。
続編の制作が決まった時の事について、佐々木蔵之介さんは「今度は倍走ると言われてウソでしょ!と思ったけど、超高速で続編が決まりました。でも皆と再会できると思うと嬉しかったです。」とニッコリ。
深田恭子さんは「こんなに人に説明しやすい作品は無い、今度は交代で帰りですとわかりやすい。」と話すと、西村雅彦さんは「話をいただいてすぐに体づくりを始めました。毎日疲れるまで走ったり、必要以上に大きな声を出すとかまず行動しました。訓練の成果が出ていると思います。」とコメント。
現場の雰囲気やチームワークについて質問されると、佐々木蔵之介さんは「飲みに行きましたね、西村さんと寺脇さんの行きつけのそば屋があって撮影が終わった昼過ぎから飲みました。翌日の昼まで残るくらい。お酒が飲めない時生くんも飲みたいって言ってみんなで一緒に飲みましたね」と語ると、深田恭子さんは「楽しくて飲み過ぎちゃいました。飛行機に乗り遅れそうでした。」とコメント。
すると伊原剛志さんは「僕だけまだ撮影があって、撮影している時に深田さんから皆が顔を赤くした写真が送られてきたんですよ。」とお酒のエピソードで盛り上がった。
また、現いわき市・湯長谷でロケが出来た事について、本木克英監督は「ようやくいわきで撮影できて良かったです。200人くらいの方達にご協力いただいてじゃんがら念仏踊りを撮影したり、少しでも福島頑張れというメッセージが届いてくれると良いなと思います」と語ると、佐々木蔵之介さんは「じゃんがら念仏踊りのシーンはタイムトリップしたようで、本当の殿さまになったような気分でした。小浜海岸での撮影も叶い、リターンズだからこそできたと嬉しかったです」と印象に残るシーンになったようだ。
前作からパワーアップした所について質問されると、佐々木蔵之介さんは「ダントツで菊千代ですね(笑)。悔しいくらいです。殺陣、アクション、笑いどれをとっても全体的にパワーアップしています。またふんどし姿も登場するので川を渡るシーンは必見です」
深田恭子さんは「みなさんのいわき弁が強くなっている気がします。次があるなら私もやりたいです」
伊原剛志さんは「自分の役は実は娘がいて、娘のために頑張っている役だということが明かされるので、家族の描き方が強くなっていると思います」
西村雅彦さんは「方言指導の方にこっちが教えるくらいの方言の強さになっています。あと妻、子どもが居たということに自分でも衝撃を受けています」
寺脇康文さんは「妻がいて、尻に敷かれ具合がすごいです。剣を極めたもの同士の戦いも見ものです。」
六角精児さんは「まさかの嫁も子どももいない役なんです。城に帰った時、妻とかから武器を渡されるものなんですが、見ず知らずの人から槍を渡されて、エッっと思いました。殿が死体に扮する時にするメイクがユニークなんですよ」
柄本時生さんは「殺陣の手が増えて大変でした。あとは西村さんのパワーアップ具合ですね」
陣内孝則さんは「前作でメイクが濃いのではないかと批判がありましたが・・・今回はもっと濃くなってデヴィッド・ボウイばりです。どうしても透明感が出てしまうのでエッジを出してみました(笑)」
本木克英監督は「陣内さんのメイクはさすがにやりすぎたかなと反省しています(笑)。ここまで多種彩々な方々に出ていただいていて、ひと時も目を離せないエンターテインメントに仕上げられていると思います。」とそれぞれコメント。
最後に、深田恭子さんは「いわき市ではとても歓迎していただき、愛を感じさせていただきました。監督、キャストの想いも沢山の人に伝わると良いなと思っていますので、よろしくお願いします。」
佐々木蔵之介さんは「続編というと引き算になってしまうことも考えられましたが、やりすぎたかもしれないというくらいの満足感で私はやりつくしたと思うほど盛りだくさんになっています。前作を経験させていただき、時代劇って面白いな、楽しいなと感じました。それと同時に自由で、陣内さんのメイクや、西村さんの声しかり、なんでもアリなんだと思わせてもらいました。親しみをおぼえていただける、娯楽作品に仕上がっていると思いますのでよろしくお願いします。」
本木克英監督は「佐々木さんの言葉を受けてでは無いですが、時代劇だからこそできること、時代劇にしかできないことを詰め込んだ楽しい作品になっていると思います。前作同様まさかの大ヒット、応援よろしくお願いします。」と語りました。
映画『超高速!参勤交代 リターンズ』は9月10日(土) 交代開始!
公式サイト
http://www.cho-sankin.jp
©2016「超高速!参勤交代リターンズ」製作委員会