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AmazonのPS VR予約プロセスが酷いと炎上中
PS4に接続してVR体験が出来る、PlayStation VR(PS VR)の予約が2016年6月18日に開始され、予想通り予約開始と同時に売り切れとなりました。
ただ人気商品で予約分が完売しただけならば、これほど炎上しなかったと思うのですが、Amazonの予約販売プロセスが酷く、多くの方がPS VRレビューに☆1の投稿をしました。(現在レビューは削除されています。)
AmazonのPlayStation VR特集ページが問題
予約開始前からAmazonのPlayStation VR特集ページを開設し、6月18日の9時以降に予約開始と告知され、予約ページのリンクが貼られると記載していました。当然予約を待つ多くの方は私も含め特集ページで待機していたはず。
ところが予約開始から数分経ってようやく特集ページにリンクが貼られたため、特集ページのリンクからアクセスしてもすでに完売という状態でした。
AmazonはPS VR予約で混乱しないよう、わざわざ特集ページを公開したと思っていたのですが、逆に特集ページの存在が裏目に出たかたちです。恐らくこういったAmazonの対応に慣れている転売目的の方が予約出来、一般ユーザーは予約を逃すという結果になったはずです。
Amazonは転売屋大歓迎なんじゃないか?
すでに消されてしまったPS VRの☆1レビューの中に、「Amazonは転売屋と競合してやってるんじゃないか?」と書かれている方が居ましたが、それぐらい今回の事態はお粗末です。
Amazonは転売屋に買ってもらった方が得?
転売屋と手を組んでいると思われても仕方がないのは、Amazon的には転売屋に買ってもらった方が得ということもあります。
まずAmazonで転売屋が購入した際にAmazonには利益が発生します。さらに転売屋がAmazonのマーケットプレイスへ出品し、仮にPS VRが10万円で売れた場合に契約にもよりますが、1万5千円程度の手数料がAmazonに支払われます。
転売屋に買ってもらった方が2度おいしいのです。
Amazonがこんなことを考えているとは思いませんが、転売屋に買ってもらった方が得という事実だけを見れば、疑ってしまう人も出てくるでしょうし、Amazonの転売対策が進まないことも怪しい目でみてしまいます。
Amazonは購入後のアフターケアが素晴らしいですし、全世界の通信販売がこれほど整備され使いやすくなったのもAmazonのおかげだと思います。今回のようなことでユーザーの信頼を失うのはもったいないですね。