山岳遭難 去年初めて3000人超 過去最多に
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去年、全国の山で遭難した人は、初めて3000人を超えて過去最も多くなり、警察庁は、気象条件や自分の体力に合った安全な登山計画を立てるよう呼びかけています。
警察庁によりますと、去年1年間に全国の山で起きた遭難事故は、前の年より215件多い2508件に上り、遭難した人も249人多い3043人と初めて3000人を超え、いずれも過去最も多くなりました。
このうち去年1月には、北アルプスの長野県と富山県にまたがる五竜岳で、男性3人が山スキーに入ったまま行方不明になり、その後、遺体で見つかるなど、死者と行方不明者は、前の年より24人多い335人に上りました。
さらに、遭難した人の年齢は、60代が全体の26%と最も多くなったほか、70代が20%、50代が13%、40代が12%と、40歳以上が全体の7割を超えています。
一方、スキー場のコース外の、圧雪されていない場所で滑りを楽しむバックカントリースキーで遭難するケースが相次いだことを受けて、警察庁が初めて統計を取ったところ、114人が遭難し死者は13人に上りました。
警察庁は、ことしから8月11日が国民の祝日の「山の日」になり、今後も登山者が増加するとみられることから、気象条件や自分の体力に合った安全な登山計画を立てるよう呼びかけています。
このうち去年1月には、北アルプスの長野県と富山県にまたがる五竜岳で、男性3人が山スキーに入ったまま行方不明になり、その後、遺体で見つかるなど、死者と行方不明者は、前の年より24人多い335人に上りました。
さらに、遭難した人の年齢は、60代が全体の26%と最も多くなったほか、70代が20%、50代が13%、40代が12%と、40歳以上が全体の7割を超えています。
一方、スキー場のコース外の、圧雪されていない場所で滑りを楽しむバックカントリースキーで遭難するケースが相次いだことを受けて、警察庁が初めて統計を取ったところ、114人が遭難し死者は13人に上りました。
警察庁は、ことしから8月11日が国民の祝日の「山の日」になり、今後も登山者が増加するとみられることから、気象条件や自分の体力に合った安全な登山計画を立てるよう呼びかけています。