10年近く前から所有しているのに、使っていない香水があります。ブルガリのアメジストという香水です。
まだ、3分の2以上残っているので、トイレの水にシュッと吹きかけて、芳香剤として使うことにしました。
香水にまつわる思い出
「女なのにミキコからは、女性らしい良い匂いがしない。無臭すぎる(笑)こんなに女らしくない女性は、今まで知らない。もっと女らしくして欲しい。」
これは、付き合って確か半年くらい経った頃に、旦那から言われた言葉です。
20代の頃は特に、お洒落よりも健康志向でした。
それゆえに、体につける物も無香料無着色で揃えていたので、シャンプーのいい匂いがしないのは当然だったと思います。
今なら、(無臭なんて有難いね、はい解散!!)で終了の会話なんですけど、当時は少女漫画のような恋愛観を持っていた私は(冴えなくても、ありのままの自分がそのままで愛される)と思い込んでいたため、このセリフに酷く動揺しました。
それで、悲しくなって泣きべそを掻いてしまったんです(ア、アホか(*ノωノ))
まさかそんな事で泣かれるとは思ってなかった旦那は、焦っていたと思います。
その数日後に、泣かせてしまった罪滅ぼしなのか、香水をくれました。「女性に人気のある香水はどれか、店員さんに聞くのは恥ずかしかった。」と言いながら。
それが、冒頭の写真の香水です。
嬉しかったですね。
その後、数回は香水を使っていたのですが、ずぼらな性格ゆえ、次第に使わなくなり・・・。
10年近くの歳月を経て、トイレの芳香剤になってしまったという(笑)
ちなみに、年数が経っていても、香りはそのままでした。旦那も、懐かしい匂いに気付き「珍しいね。香水をつけてるなんて。」と言っていましたがw
香水の香りで、当時の初々しくもほろ苦い思い出が甦ってしまいました(*^-^*)