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【衝撃事件の核心】
ヘイト法施行で対立は激化、通行人に危険も? 差別発言自粛も、対立グループが大勢で取り囲み…
このデモをめぐっては、事前から危機感が高まっていた。同市は5月末、主催者側は在日コリアンへの差別をあおるヘイトスピーチを繰り返したとして、別の公園2カ所の使用不許可を決定。横浜地裁川崎支部も、一定範囲のデモ禁止を命じる仮処分を決定した。
反対派は、集合場所の公園周辺に開始予定時刻の前から集まり、主催者側を包囲。進路を防ぐため、座り込み、寝転ぶ人もいた。デモの目的は「日本浄化」とされていたが、実行されず、実際にどのような主張がされたかは不明だ。だが、中止が決まったことで反対派の気勢はあがった。
「ヘイトを止めた」「渋谷も中止させる」。川崎ではこうした声があがったため、警備する警視庁にも緊張が走った。結局、渋谷では川崎規模の反対派は集まらなかったが、デモ開始直後から、進路をふさごうとする人が次々と車道に寝転んだり、参加者に飛びかかろうとしたりして大混乱になった。
雑踏警備で知られる「DJポリス」も登場し、「危険行為はやめてください」などと連呼するが、混乱は収まらない。同法施行を意識して「不当な差別的言動のない社会が実現されるようなデモをお願いします」との呼びかけもあった。
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