民進 都知事選への蓮舫氏の擁立を断念

民進 都知事選への蓮舫氏の擁立を断念
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東京都の舛添知事の後任を決める東京都知事選挙を巡って、民進党執行部は蓮舫代表代行が立候補に慎重な姿勢を示したことから、蓮舫氏の擁立を断念したうえで、蓮舫氏に代わる候補者の擁立を急ぐことにしています。
東京都の舛添知事の後任を決める東京都知事選挙について、民進党内では参議院東京選挙区選出の蓮舫代表代行の立候補に期待する声が上がっています。
こうしたなか、蓮舫氏は18日に枝野幹事長と会談し、都知事選挙への立候補に慎重な考えを伝えました。そのうえで、蓮舫氏は東京都内で開かれた会合で、「次の世代に可能性や未来を残したいというのが、私の政治家としての原点だ。それは国政でしかできない私の志だ。私は自分の志に素直でいたい」と述べ、国政に専念したいという考えを示しました。
これを受けて民進党執行部は、蓮舫氏の意思は固いとして、都知事選挙への蓮舫氏の擁立を断念しました。
民進党執行部は「都政の刷新ができる人材が必要だ」として、引き続き、党が主体となって候補者の擁立を目指す方針で、蓮舫氏にかわる候補者の擁立を急ぐため、19日に東京都連が会合を開き協議することにしています。