どうも、星川(@Soh_RundabanSP)です。
先日「メジャーレーベルでマーケティングを担当している」という人にお会いする機会がありました。
もちろん、名前も会社名も言えないんですがそのレーベルは大御所演歌歌手から、人気アイドルグループまで幅広く所属しているレーベルです。
お話の中で「メジャーデビューしやすいアーティストは確実にいる」という話になりました。
言い換えると「メジャーレーベルはこんなアーティストを狙ってる!」ということです。
今でこそメジャーデビューは音楽活動の選択肢に過ぎませんが、メジャーだからこそできる活動というのもあります。
そこを目指したい!という方には参考になるかもしれません。
メジャーデビューしやすい性別?
意外だったのですが、男性より女性アーティストを狙っているそうです。
基本的に男性ファンより、女性ファンの方が購買意欲が高いことが知られています。
なので「女性のカリスマ」みたいなアーティストは会社に大きな利益をもたらすと。
そう考えると「年齢」もおのずと決まっていきますよね。
青田買いを狙っている
メジャーレーベルでは今現在15~16歳の子たちに目をつけているそうです。
その子たちを2~3年かけて育て上げ、18~19歳でデビューさせる。
そうするとちょうど「女子高生のカリスマ」みたいなポジションをとれるそうです。
とにかく若い女の子にウケるには「共感力」が重要だそうで、アーティストと年齢が近いことも条件に入ってくるそうです。
つまり今現在「16歳の女の子」が最もメジャーデビューに近い(?)人たちになっているようです。
こんな感じでスターになった人と言えば、YUIさんとか家入レオさんとかでしょうかね。
メジャーデビューしたいなら
もしメジャーデビューを目指すならこの事実をしっかり認識しておく必要があります。
10代だったらとにかく今すぐ行動に移した方が可能性は高まります。
逆にハタチを過ぎたシンガーだったら、より「本格派」を目指した方が良さそうです。
音楽不況なんて言われる中でメジャーレーベルも「確実に売れるアーティスト」が欲しいのは想像に難しくありません。
おそらくこの傾向はしばらく続くでしょう。
メジャーデビューする時の注意点
お話の中で「星川くんはどんな条件ならメジャーデビューしたいですか?」と逆質問がありました。
ぼくの考えは「CDの売り上げ(利益)を放棄してでも、ファンクラブを運営、管理する権利が欲しい」と答えました。
これは正しい考えだそうです。
(まぁ、全部を放棄するのは極論だけど)
話によると、あのオオカミバンドもそんなスタンスで活動しているとか。
っというのもたとえメジャーデビューしたとしても一生メジャーレーベルに所属してやっていける人は極わずかだ、という現実があります。
実際にその方のレーベルでは、100組デビューしたとして満足に売れるのは2、3組だそうです。
メジャーで20年、30年とやっていけるのは今でいう桑田佳祐さんや椎名林檎さんなどトップオブトップの人だけでしょう。
そのためアーティストとしてはインディーズレーベルへの鞍替えや、独立を前提にする必要があります。
その時に大切になってくるのがファンクラブです。
ファンに直接コミュニケーションをとれるシステムが維持できれば、所属する母体に関係なく音楽で食べていける可能性が高まるからです。
実は音楽活動でメシを食べていくにはファンが2000人いれば良いそうです。
単純に2000人に年間1万円使ってもらえば年商2000万円ですからね。
ざっくり、ライブに2~3回きてもらって、Tシャツ(などグッズが)が1枚~2枚売れれば良い感じです。
その意味でアーティストとしては「ファンクラブ会員が2000人になればメジャーデビューは成功!」と言えます。
まぁ、デビューする前からこんなこと考えててもしょーがないんですけど(笑)
いざ!って時には気を付けてみてくださいね。
さて、今回はもっぱら女性アーティストの話になったのですが男性はどうなんでしょうかね?
今度会ったら聞いておきます(笑)
それでは!
ところで俺、まちがってねぇよな?