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wasabiwasabi  - ,  10:00 PM

ちょっと待って!デジタル一眼レフを故障させる間違った使い方6つとその避け方

ちょっと待って!デジタル一眼レフを故障させる間違った使い方6つとその避け方

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MakeUseOf:カメラの世界に足を踏み入れようとしているあなた。初心者向けのデジタル一眼レフと使いやすいレンズを1つか2つ手に入れて、基本を学ぶためにきっとYouTubeの写真チャンネルも観たことでしょう。

早速撮影に入りたいところですが、ちょっと待った!

デジタル一眼レフをダメージから守って寿命を伸ばし、投資を最大限に利用できるようにするために、撮影に入る前に知っておきたい、初心者が犯しがちな避けるべき間違いがいくつかあります。すこしの気遣いがカメラを長持ちさせます。


1. 高温下に放置する


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近年のデジタル一眼レフは広範囲の気温に対応していますが、だからと言ってまったく気にかけなくて良いわけではありません。高温にさらすことでカメラに異常をきたしてしまう可能性があります。簡単に避けられることなので注意しましょう。

高温にさらすとカメラはどうなるのか? ほこりと湿気を防いでいるシールが乾いてしまったり、可動部分の潤滑油が揮発してしまうことが考えられます。このダメージは修理可能な場合もありますが、修理できないこともあります。高温度の環境はバッテリーの寿命にも影響します。

決してデジタル一眼レフを直射日光の元に放置しないように気をつけましょう。カメラが急速に熱を帯びてしまうだけでなく、頻繁にそれを行うとUVがカメラ本体に貫通して悪影響を及ぼす可能性があります。

また、暑い日にデジタル一眼レフを閉め切った空間に放置しないように気をつけましょう。屋外の気温が30℃くらいだったとしても、状況によって車内は外よりも20〜30℃高くなります。カメラをそのような過酷な環境にさらすことは絶対避けたいことです。

37℃を超えるような暑い日は特に、積極的にカメラをオフにして数分間ギアを休ませましょう。もしカメラが誤作動を起こし始めたら電源をオフにしてなるべく早くサービスセンターに持ち込むようにしましょう。


2. 結露にさらす


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極端な気温下で撮影をしたことがないとしても、外出時や帰宅時に暑い場所から寒い場所に移動するときや反対に寒い場所から暑い場所へ移動するときは「結露」に気をつける必要があります。

結露は、湿潤空気が物体の表面よりも高いときに生成されます。氷の入ったグラスが夏の暑い日に汗をかき始める現象を思い出してください。十分に気をつけないと、同じことがデジタル一眼レフでも起こって画像センサにダメージを与えてしまいます。

これをどう避ければ良いのか? できる限り極度に湿気のある環境で撮影をしないようにしましょう。さらに重要なのは、冷たいカメラを急に暖かい部屋に持ち込まないようにすることです。

その代わり、カメラを密閉できるバッグに保管したほうが良いでしょう。そうすることでたとえ寒い環境から暖かい環境へカメラを持ち込んでも、結露することなくカメラが徐々に気温に適合することが可能です。

同じことがバッテリーにも言えます。寒い環境下ではバッテリーを体に近づけて温めたほうが良いのですが、温めすぎると中で結露を作ってしまうので注意が必要です。バッテリーを挿入する直前にほんのすこしだけクールダウンさせると良いでしょう。


3. 雨、雪、水にさらす


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ラップトップやキーボードを含め、すべての電化製品に共通することですが、水は一番の天敵です。部品によっては水がかかると錆びてしまうだけではなく、ショートを起こして端末を破壊する恐れがあります。

よくありがちなのは、カメラを雨、雪、液体に濡らしてしまうことや水たまりやプールに落としてしまうことです。

もし雨雪のなかで撮影する場合は密閉できる袋に穴を空けて、その穴からレンズを通して本体に被せましょう。そうすることでボディ自体はどうにか守ることができます。完璧に雨雪を防ぐためには高価ではありますが防水ハウジングを使います。もし天気がかなり悪い場合は撮影自体を延期したほうが良さそうです。

もしカメラが水に濡れてしまってもパニックに陥らないように。迅速な対応がカギとなります。濡れたまま電気に通さない限りは安全です。

カメラが水に濡れたらすぐに電源をオフにしてバッテリーを抜きましょう。ここで絶対に電源を入れ直さないように。たとえ、「大丈夫かどうか知りたい」と思ってもです。もしカメラの電源が勝手に消えたら、それはもう手遅れかもしれません。

万が一どうなってしまったら、シリカゲルを入れた密閉バッグにカメラを入れて、プロのカメラサービスへ修理に持ち込みましょう。


4. 砂にさらす


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絶対にカメラの内部に入れたくないものを1つ選ぶとしたら、それは砂粒です。砂粒1つは大したことがないように見えても、可動部分に砂が入ってしまった場合は大きなダメージをもたらす危険性があります。

見た目の面でも、砂が表面をひっかいてしまうとデジタル一眼を中古で売る際に価値を落としてしまいます。しかし、砂はいったん入ってしまうとシャッターなど特定の部品を傷つけてしまいます。バッテリーを傷つけてしまう可能性もあり、それはとても危険です。

でも、カメラをビーチに持って行ってはいけないのか? もちろん、十分に気をつけていれば大丈夫です。

その場で絶対にレンズ、SDカード、バッテリーの交換はしないでください。風邪の強い日はなおさらです。地面に近いところで撮影するのも控えたほうが良いでしょう。UVフィルターを使ってレンズに砂が当たるのを防止するか、さらに細心の注意を払うなら防水ハウジングを使いましょう。

もし砂が入ってしまった場合は自分で取り除こうとせず、プロの元へ持ち込んでください。砂は本当に深刻な問題です。


5. カメラストラップを着用しない


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フォトグラファーとして、あなたは数百〜千ドル近い端末をその手に振り回すことになります。それを絶対に落とさないと言い切れますか? 1回のミスがすべてを台無しにします。

なにもこれは、あなたのカメラの腕や不注意さ、だらしなさについての話だけではありません。ずば抜けて写真が上手い第一線のフォトグラファーでさえ、長い撮影を終えた日には疲れるし、手は汗ばんで震え、グリップが弱くなることだってあります。


すべてのフォトグラファー入門において、ストラップは必須アイテムだと見なされるべきです。カメラ付属ストラップで満足せず、頑丈でフレキシブルに調整可能なカメラスリングを探してみてください。少額の投資をするだけで、後に考えられるダメージの危険性を大幅に減らせるのです。


6. カメラバッグにお金をかけない


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写真はとてもお金のかかる趣味であり、ところどころ節約をしたくなる気持ちは十分理解できます。アマチュアのフォトグラファーが節約する分野があるとすれば、それはアクセサリーです。次のレンズを買うためにできる限り節約しなければいけませんからね。レンズの出費は実際とても痛いです。

でも、自分のカメラを守ってくれるアクセサリーには絶対ケチってはなりません。利便性を重視するかもしれませんが、カメラバッグはカメラを外の世界の衝撃から守ってくれる唯一の砦であることを忘れないでください。

柔らかいストラップや、ある程度の重さで外れてしまうプラスチックの結合部分、低い位置から落として割れてしまうケースや、真っ二つに開くバッグなどはカメラが壊れやすいので避けるべきアイテムです。

多くのアマチュアや愛好家には頑丈で多機能なバックパックがおすすめです。比較的大きいので、カメラとレンズを複数入れることができます。中には高品質の素材で縫製されており、ベルト付きで背中部分には形状記憶のパネルが装着されていたり、三脚を取り付けるためのアタッチメントと防水カバーが付いたりするものがあります。




この記事がお役に立てれば嬉しいです。ここで触れられていないデジタル一眼のアドバイスがあればぜひコメントでシェアしてください。写真撮影、思う存分楽しんでくださいね!


6 Mistakes That Will Ruin Your DSLR & How to Avoid Them | MakeUseOf

Joel Lee(訳:wasabi)
Photo by Shutterstock.

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