英中部バーストルで労働党の女性下院議員ジョー・コックスさん(41)が射殺された事件でコックスさんの両親ら家族が18日、事件現場を訪れ、死を悼んだ。
姉のキムさんが、集まった地元の人や報道陣らを前に、「彼女は、常に現実の良い面を見て生きていた。(事件を受けて)私たちが分断されていくことよりも、連帯していくことを望んでいるだろう」としたうえで、「私たちは彼女が残した遺産を引き継いでいかないといけない」などと、メッセージを読み上げた。
コックスさんはバーストル選出の下院議員で昨年の総選挙で初当選した。23日に投開票される英国の欧州連合(EU)の離脱を問う国民投票では、残留の立場だった。(ロンドン=高久潤)
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朝日新聞国際報道部
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