7月の都知事選に向け、与野党が動向に注目していた民進代表代行の蓮舫・参院議員は18日、立候補に慎重な姿勢を示した。民進都連は「候補者選定は振り出し」と話す。自民も候補擁立には至っておらず、都知事選の構図は固まりそうにない。
自身の改選期を迎える参院選か、都知事選か――。18日午後にあった蓮舫氏の事務所開き。事前に報道各社に配られた取材案内の1枚紙には、「参院選」「知事選」の文字がなく、当日の発言に注目が集まっていた。そしてこの日、蓮舫氏は「次の世代に借金や負担じゃなくて可能性や未来を残したい。それは国政でしかやっぱりできない」などと述べた。
蓮舫氏に注目が集まったのは、2010年参院選東京選挙区では170万票でトップ当選するなど、高い知名度を誇るからだ。自民関係者からも「厳しい候補になる」と警戒する声が出ていた。
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