【リーズ共同】欧州連合(EU)離脱の是非を問う英国民投票を控えた16日、中部リーズ近郊で、残留派のジョー・コックス下院議員(41)が射殺されたことに英国内は強い衝撃を受けている。地元警察は16日、投票との関連も含め、逮捕した容疑者の男(52)の動機解明へ本格捜査を開始。男はコックス氏を執拗に刺し、頭部を撃っており、強い殺意があった可能性がある。
BBC放送は残留、離脱両派が17日も運動中止を継続すると報じた。英国の針路やEUの今後を決める国民投票を巡り、世論調査ではこれまで、支持率が拮抗していたが最近は離脱派の勢いが増していた。